日本の義務教育は1872(明治5年)に始まった

 

義務教育の歴史というのは実は浅く、日本では1872年(明治5年)の学制という制度から事実上の義務教育が始まりました。
 
 
2015年から数えたとしても143年の短い歴史に過ぎません。
 
 
それまでは政府の作った学校に人々が通うという慣習自体が殆ど存在しませんでした。
 
 
学制が公布される以前の日本では士農工商という身分制度が存在していましたが、学校に通う事を強制されていたのはこの中の士、つまり武士階級の家系の子供だけだったのです。
 
 
それも、当時の武士階級というのは日本の総人口の約1割程度だったと言われているので、約90%の日本人は学校に通い集団で授業を受けるなどという慣習とは無縁でした。
 
 
残りの農工商、つまり一般庶民たちは基本的に学校に通わなければならないということなど無く、労働に従事する人もいれば個人経営の塾などで任意的に初歩的な教育を受けたりするというのが日常だったのです。


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