高認試験の歴史

高等学校卒業程度認定試験は、大検(大学入学資格検定)と呼ばれていたものから始まった歴史があります。

 

 

いわゆる旧大検ですが、これはそもそもとして家庭の経済力などが低く貧しいなどの背景から高校に進学できなかった人が、将来に経済的ゆとりができたときに進学する際の選択として始まったものです。

 

 

ようするにお金を稼ぐ力も付いて、資金なども増えて大学などに進学する余裕ができたものの、高校を卒業していないので受験資格が得られない人も存在しました。

 

 

そこで、この旧大検が有効とされたわけです。

 

 

合格者は高等学校を卒業していなくても高校卒業者と同等の学力が有るという証明が公的になされるので、これで大学などへ高校を卒業しなかった人も入学できるようになりました。

 

 

しかし、この大検が実施されていたのは2004年までです。

 

 

2005年度からは廃止され、現在の高等学校卒業程度認定試験(高認試験)に移行されました。

 

 

いつの時代・どんな場所にも学校という組織に漫然と通い続けるという行為に疑問や不信感を持つ人々は決して少なくありませんが、高認はそうした人の強い味方といえるかもしれません。

 

 

最低でも高校だけはとりあえず我慢して卒業しなさいなどという人々がとても多いおかげで、日本の高等学校進学率はいまや90%以上で、限りなく100%近い数字ではあります。

 

 

ただ、やはり長年学校という環境に不満を持ちながらも嫌々ながら仕方なく登校し続けていた人達が、目的も無く高校に入学しては消えていくという事例は後を絶ちません。

 

 

かくいう私もその中の1人なのですが、自分自身も別に大した目的など何も無くとりあえず高校に入ったというだけの人間だったので、結局続ける意味を無くしました。

 

 

高等学校卒業程度認定試験を受けたきっかけも、親類からこんな試験もあるという事実を知らされたことがきっかけでした。

 

 

歴史的に見ても、やはり今後もこの高認試験が持つ役割は大きくなっていく可能性が高いというのが私の個人的な見方です。


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