子どもは家庭でじゅうぶん育つ

子どもは家庭でじゅうぶん育つ―不登校、ホームエデュケーションと出会う

1620円

NPO法人の東京シューレによる書籍で、ホームエデュケーションの可能性やすばらしさと、実際の始め方などが詳細に書き記された1冊です。
 
 
現在の学校教育(政府の学校)を離れて家庭などを中心に教育を受けさせようという場合には、必ず1度は読まれることをお勧めします。
 
 
まず全体の概要として、普通の小中学校以外にも選択肢はあるという道を示し、その中にホームエデュケーションという選択肢がありますよという事実が書かれています。
 
 
そして次に学校との具体的な対応の仕方や、ホームエデュケーションでも人は十分に成長し学んでいけるという東京シューレの活動などを記録ししています。
 
 
中盤以降は実際に学校に行かずにホームエデュケーションで成長したという家庭の実話、そして世界の国々のホームエデュケーションの状況などが収録されています。
 
 
義務教育を受けて学校という道以外に選択肢は無いと思わされていたことに気づくことができたのも、この書籍があればこそでした。

 
 
現実問題として今の日本ではほとんどの家庭は学校に行くのは当たり前で学校に行かないことはおかしいこと、怠けているだけだという認識が非常に強いものです。
 
 
しかし、なぜ子供が学校に行きたくないのか?
 
 
なぜ学校だけでしか人は成長できないと結論を出す大人ばかりなのか?
 
 
このような当事者である児童生徒らの観点から現状の学校教育制度を見直すという大人はあまりにも少ないのではないでしょうか。
 
 
だからこそ、現行の政府の学校に対して不信感を持ち、別の道を子供に歩ませたいと思う親や、もう学校に行きたくないという子供にはできる限り速やかに手元に置いてほしいと私は思います。
 

 
私自身が幼少期から政府の学校などに行きたくなかった人間の一人でしたが、結局義務教育だから行かなければダメという無知な大人に流されるだけでした。
 
 
もし当時の私がしっかりと義務教育の意味を正しく理解し、通学するかどうかを選ぶ権限は自分自身にあるのだという事実を理解していれば、私は最初から学校に行かなかったでしょう。
 
 
今となっては後の祭りなので仕方のないことですが、とにかく重要なのは事実を正しく理解し、選択の権利は当事者が握っているのだという真実を伝えることです。
 
 
学校で育つことを望む人もいれば、学校を嫌い家庭などを中心に成長したいと願う人もいてもいいのだということを理解し、個々人の最良の選択は何かということを考えて下さい。
 
 
ホームエデュケーションとは特別な人だけが選ぶ道ではなく、本来誰もが持っている1つの正当な権利なのです。

 


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