ファストフードが世界を食いつくす

アメリカ人の方が書いた書籍ですが、この本を読むことでマクドナルドなどのファーストフード業界がどれほどまでに異常であるかが理解できます。

 

ファストフードが世界を食いつくす

1円

 

 

なお、この書籍の内容を簡略化し、比較的低年齢でも分かりやすいように再編されたものが

 

 

「おいしいハンバーガーのこわい話」

 

 

です。まずこちらから読み進めた方が理解もしやすいかもしれません。

 

 

特に注目して頂きたい部分は、こうした産業が学校の給食などで児童生徒らに対して囲い込みを行い、従順な消費者に仕立て上げているという部分です。

 

 

異常なことが隠された異常な業界

 

 

ページ数が一般的な書籍よりもだいぶ多いので多少読むのに時間がかかるかもしれませんが、大まかにご説明すると以下のようなことがよく分かります。

 

 

1 マクドナルドなどの労働環境のあまりの劣悪さ
2 低賃金で極めて危険な作業に加え、従業員の使い捨てが当たり前
3 不衛生極まりない食品管理の実態
4 病原菌まみれの食品を出しても問題にされない理由

 

 

おおよそこのようなものですが、とにかく本当にひどいということがよく理解できます。

 

 

そもそもとしてファーストフード、つまりがジャンクフードと呼ばれる食品などが体にいいはずがないことは誰でも分かるはずです。

 

 

そんなものがなぜアメリカでは当たり前のように学校給食に出され続けるのか?

 

 

その結果肥満人口が増え続けているという現状を政府などが黙認する理由は何か?

 

 

従業員を低賃金と危険極まりない劣悪な労働環境で長時間労働させることが常態化した業界がなぜ改善されないのか?

 

 

こうした裏側を知ることが出来ると同時に、私が注目するべきだと思う事はファーストフード産業の労働者の増加です。  

 

 

「バカを作る学校」の中でも少しだけ触れましたが、アメリカで最も多いとされる職業の中にマクドナルドの調理係が入っていると言われています。

 

 

莫大な利益を出しているはずの巨大産業が、従業員を低賃金で使い捨てるのが当たり前という状態にも関わらず、従業員の数が増え続けているのはなぜでしょう?

 

 

私には少なくとも現行の学校教育という制度自体が、こうした劣悪な環境で働かざるを得ない人々を量産しているとしか思えません。

 

 

マニュアル通りの作業だけに人々を従わせ、自主性や自発性などを無視した教育を幼少から施すことで、こうしたマックジョブと呼ばれる誰でも出来るような仕事しかできない人々を増やしているのです。

 

 

この本の中でも出てきますが、マクドナルドなどの業界というのはとにかく決められた手順通り・マニュアルという手引書通りに動くことが絶対の正解とされているわけです。

 

 

これは教師などの命令に黙って忠実に従うことを良しとする、政府の学校の風潮とあまりにも相性が良いと考えるのはおかしな考えでしょうか。


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