退屈な場所で良い消費者ができる

学校という場所を「楽しい空間」「心の底から価値を感じられる場所」と感じる人は殆ど存在しないと思います。

 

 

学校が退屈な場所なのは、大企業などが宣伝する商品を次々と買ってくれるような都合の良い従順な消費者を育てる為でもあるからです。

 

 

学校の授業以外の娯楽に熱中するのはなぜか

 

 

現実問題として学校に通う子供達が日々どんなことを話題にし、何に対して熱中しているかということをよく観察してみればよくわかると思います。

 

 

  • テレビで何を見たかなど
  • 有名人や芸能人の話題
  • スマートフォン(昔ならば携帯電話)
  • TVゲームやネットゲームなどの娯楽
  • 漫画
  • 流行のファッション
  • 仲間内とのおしゃべり

 

 

・・・などなど、これ以外にもまだまだあると思いますが、大体こんなところでしょう。

 

 

で、突き詰めてみると結局殆どの若い人たちの間に共通して言える事は政府の作った学校という場所に心底退屈していると言う事なのです。

 

 

勿論、上記のようなものに熱中することが悪い事だと否定するつもりはありませんし、学校に対して目的を持って意欲的に通学している人もいるでしょう。

 

 

ただ、現実問題としてそうした学校自体に価値を感じている学生というのは本当にごく少数のはずです。

 

 

実際、私が中学・高校に通っていた当時を振り返るとまさにそうでした。

 

 

ただ何となく学校に登校してきては数人の友人たちとギャーギャー騒いでいたりだとか、学校とは無関係の娯楽に熱中していたりだとか、そんな人ばかりでした(私もゲーム中毒気味でしたが)。

 

 

優良な消費者になってくれる子供

 

 

2010年付近になってから、ソーシャルゲームの未成年者の高額課金問題などが社会問題になっていた時期があります(ただし、大人でも異常なお金を使ってしまう人も多く存在しました)。

 

 

ようするに、スマートフォンなどの端末を使ってモバゲーなどのゲームにのめり込む間に、知らず知らず何万円ものお金を中高生などが課金してしまうという現象が続出したわけです。

 

 

勿論、問題点は色々と考えられます。

 

 

ゲームを製作している会社の料金制度なども分かりづらく料金を把握しづらかったことや、そもそもとして小中学生あたりが必要性など殆ど無いのにスマートフォンを手放さないことなども問題でしょう。 

 

 

ただ、やはり根底に存在するのは一言で言うならば学校に通う生徒らが「退屈」であるということです。

 

 

学校が退屈だからこそ学校以外に楽しみを求め、娯楽を提供する大企業にとってこの上ない優良な消費者になるというパターンです。

 

 

娯楽も中毒になっている病的な場合を除けば、本当に楽しめるものや重要だと思えるものを持っている人の人生に企業の娯楽製品が入り込む余地はかなり少ないでしょう。

 

 

利益だけを目的とした害のある商品は現実問題として本当に多いものです。少し考えて身の回りを見渡して見て下さい。

 

 

学校自体が本当に価値を感じられるものであり、子供たちの探究心や知的好奇心などに良い影響を与えることができるものであるならば、死んだ魚の目をしたような若い人は必ず減ると思います。


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