適応指導教室(教育支援センター)

教育支援センター(適応指導教室)とは、不登校などで学校に姿を見せない児童生徒らを対象に設立された公的な施設の1つです。

 

 

目的は言うまでもなく不登校の子供を各自治体の小中学校に復帰させることです。

 

 

名前からして差別意識丸出し

 

 

これは1980年代から徐々に増え始めたと言われており、行政主導で長期欠席の子供を減らそうという思惑から始まったものです。

 

 

施設自体は公民館や地域の空き部屋など、学校以外の場所であることが多いらしいのですが、自治体によって異なるようです。

 

 

で、職員らは退職した元教師などが多いらしく、ほかには精神科医などの医療関係者なども関わっている場合があると言われています。

 

 

そして、午前午後で普通の学校の授業に近いようなこと(座学やスポーツ)などを行うのが一般的です。

 

 

私自身には特にこの施設に関わっていた経験はありませんが、知人の子供が適応指導教室に入れられていた時期があるので内情はある程度理解できています。

 

 

それまで学校に行かなかった人などが、適応指導教室などであれば通えるようになったというケースはそれなりにある様子でした。

 

 

しかし、適応指導教室(教育支援センター)はあくまでも学校に連れ戻すための準備をさせる施設です。

 

 

職員

「君、教育支援センターは楽しいかい?」

子供

「楽しくはないけど、それなりに通うのは苦痛じゃなくなりました」

職員

「そうか。じゃあ、もう学校にも行けるだろう。ちゃんと登校するんだよ」

子供

「・・・。」

 

 

このように、あくまでも支援センターは所詮学校に戻すことが役割です。

 

 

そもそもとして適応指導教室という当時の名称からしておかしいと感じるのは私だけではないはずです。

 

 

学校に適応できないから、指導して子供をとりあえず学校に行ける人間にすればいいということですが・・・。

 

 

学校に行けない子供・行きたがらない子供が明らかに問題だという差別意識が全面に押し出されているわけです。 

 

 

これはどう考えてもおかしいことです。

 

 

学校という国が決めた取り決めに有無を言わさずハイそうですかと黙って従う人を善とし、それはおかしいと反発する人を一方的に悪だとしているからです。

 

 

何よりも、こんなことを行政(国・自治体)が取り仕切っているということが私は問題だと思います。

 

 

学校を絶対の通過点として、そこから離れて別の道を歩もうとする人を異端・問題だと決めつける風潮が理解できません。

 

 

それぞれの家庭にはそれぞれの考え方や方針があっていいに決まっているのです。

 

 

それをみんなと同じことができないということで、同じレールの上に連れ戻そうとするというのは政府の傲慢の極みではないでしょうか。

 

 

ちなみに、教育支援センターはフリースクールなのという議論がたまにありますが、違います。

 

 

フリースクールは政府関係者ではない民間の人々が設立した子供のための組織であって、学校復帰を目的としていないものです。

 

 

よって、教育支援センター(適応指導教室)は断じてフリースクールではありません。

 

 

政府の学校とその周辺の教育関係者の利害が絡んでいる時点で、もうそれはフリースクールと呼ぶべきではありません。

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