子供の気持ちをしっかり聞くこと

子供が不登校になったとき、親はまず子供の声にしっかりと耳を傾けることです。

 

 

そして、子供を学校に無理やり連れ戻そうとしないことが無難で最も優れた選択だと言えるでしょう。

 

 

かつて不登校となり学校に行かなくなった我が子を無理やり学校に登校させようとした親が、子供に殺害されるという事件もありました。

 

 

それは結局、大人の都合だけで子供を学校という決められた枠の中に強制的に押し込めようとした結果起きてしまったと言えるでしょう。

 

 

殺人事件がいいはずがありませんが、親から学校に行きたくないという気持ちを理解されないことは誰しも本当に辛いものです。

 

 

学校に行かなくなった(あるいは行けなくなった)とき、親は確かに不安に感じるかもしれません。

 

 

周りの親はみんな学校に行かせて子供に義務教育を受けさせているのに、我が家の子供だけはそこに適合できていないと焦りを感じるでしょう。

 

 

しかし、繰り返しご説明してきたように「義務教育」とは子供の通学の義務ではありません。

 

 

子供の学習する権利を大人がしっかり守らなければならないという法律上の観点から、各自治体が管理する学校で9年間の普通教育を受ける権利が子供に存在するだけです。

 

 

義務教育はあくまでも政府の作ったカリキュラムを遂行する市区町村などの学校教育を指しているのであって、子供が学校に通い続ける義務ではないのです。

 

 

当事者の意見をしっかり聞くべき

 

 

まず改めて認識する必要が有ることは、学校に通っているのは親ではなく子供だということです。

 

 

そして人の価値観は千差万別であり、学校に対する価値基準も何もかもが異なるものです。

 

 

そこでまずはとにかく子供が学校に行かなくなったときは、子供がここに居たいと思える場所に子供をいさせてあげる事です。

 

 

そして子供が落ち着いたときに、

 

 

  • 学校をどう思うか
  • 学校にこれから通い続けたいと思うか

 

 

・・・をしっかり聞いて、学校への復帰を考えましょう。

 

 

そして、その上で親は子供に対して

 

 

1 通学の義務など存在しない事
2 公立の小中学校以外にも選択肢はある事
3 義務教育を受けなくても進路が閉ざされる訳ではない事

 

 

上記の3点を必ず伝えて、子供の意思を最優先して学校へ復帰させるかどうかを決定して下さい。

 

 

確かに、子供が学校に行かずに遊び呆けてばかりいれば親は不安かもしれません。

 

 

将来ずっと何もせず働かずにいるだけになってしまうかもしれないと考えてしまうかもしれませんが、それは学校にさえ行っていればいいという短絡的な発想があるからではないでしょうか。

 

 

学校にしっかり9年間どころか12年・16年と通い続け、しっかり勉強を頑張ってきた人でも無職になる人は別に珍しくも何ともありません。

 

 

むしろ何も考えずに学校や世間のレールに乗っていた方がある意味では楽だと言えるでしょう。親は何も考えなくてもいいからです。

 

 

しかし、教育の成功とは当事者である子供が価値を感じられる環境で、個々人に合致した過程で学び成長することだというのが私の変わらぬ考えです。

 

 

馬鹿の1つ覚えのように

 

 

「義務教育だから」
「学校に行かなければダメだ」
「学校にも行けないようでは社会で生きていけないよ」

 

 

・・・などということしか出来ない大人が大量生産されていること自体が最大の問題だと考えるのは、異常なことでしょうか。


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