世間を厳しく見すぎないこと

引きこもりを脱出する上で、世の中は厳しいものだという認識をまず捨てて下さい。

 

 

引きこもっている人はとにかくこの認識を捨て去る事自体が難しいと思うのですが、それでもまず世間は何もしていない人に厳しいと思わない事が大切です。

 

 

やり直しは大抵いつからでもできるもの

 

 

こうしたことを書くと、それではいつまでたっても引きこもりが独立できないだろうという人がいるかもしれません。

 

 

しかし、それでもあえて言います。

 

 

世間を厳しいものだという思いはまず捨てて下さい。

 

 

「社会は学校なんかよりもずっと厳しいんだぞ」
「あなたでは仕事するなんて無理ムリ」
「空白暦がある奴がいまさら就職なんてできないって」

 

 

こうした世間は厳しいから、いまさらまともな社会生活からドロップアウトしてしまった人に社会復帰は不可能だという人は少なくありません。

 

 

しかし、こんなことを言う事に何か意味があるでしょうか?

 

 

世の中は厳しいから今のお前に何も出来ないし、もう手遅れだと脅しをかける意味があるでしょうか?

 

 

私には何も良い事はないし、無意味なものでしかないと断言できます。

 

 

失敗することが前提で人生設計を立てさせることは、確かにある意味では重要ですし、価値があることではあります。

 

 

しかし、まともな社会復帰をようやく目指す意思と意欲が芽生えた人にこんなことを言いながら、やる気を減らすようなことを言うのはあまりにも愚かです。

 

 

中高年の引きこもりが日本でも色々と問題になってはいますが、それでも社会復帰を果たした方々は存在しますし、現在ではそうした引きこもりの支援団体も充実しています。

 

 

ましてや本当に社会復帰を目指して真剣に働こうとする意欲のある人を排除しようとする企業など基本的にまず有り得ません。

 

 

私の知っている会社経営者(ビジネスの師匠)の1人に、順当に大学を卒業して、とある会計事務所に勤務していた方がいます。

 

 

現在では殆ど何もせずに年収で数千万円を稼ぎ出せる凄い方なのですが、その方もその会計事務所に就職して1年くらいで辞めてしまったそうです。

 

 

ミスが多かったり、どうしても仕事を覚えられなかったりなどで、その職場からのプレッシャーに耐えられなかったと仰っていました。

 

 

しかし、その方はとにかく立ち直りが早かったのです。

 

 

その職場を逃げ去るように退職しても、自分を駄目な奴だなどと思わなかったと言うのです。

 

 

その後は大手の有名企業で実績をそれなりに積み上げて、数年後に独立して今では年収3千万円〜5千万円をほぼ個人事業のような法人運営で達成しています。

 

 

私が思うにその師は、世の中をある意味で甘く見ていたからこそ成功できたのだと思います。

 

 

1つの職場で駄目だったからもう自分は落伍者だなどと考えて、また次の職場でもミスをしたらどうしようと考えていれば、恐らくその方はビジネスで大成しなかったでしょう。

 

 

それどころか今では何もする気力が無くなり、社会復帰しようとする意欲もゼロで過ごしていたかもしれません。

 

 

やり直しなんていつでもできるし、自分はまだまだこれから別の道に進めるという世間を甘く見るという姿勢が、明暗を分けたと言えます。

 

 

勿論、学歴や年齢・資格などの諸条件などは色々と問題になってくるかもしれませんが、それでも社会復帰する上で本当に必要なのであれば、何歳からでもレベルアップは可能のはずです。

 

 

高校も大学も、社会人になってから進学する人は今はそれほど珍しいことではありません。

 

 

資格試験であれば尚更です。

 

 

もし年齢制限で企業から採用されるのが難しいならば年齢が不問の会社を探したり、そもそもとして雇われずにお金を稼ぐ方法を身に付けるなどすればいいのです。

 

 

就職先が見つからず、生活費も底を尽きてしまうようなことがあっても生活保護があれば少なくとも生きていくことだけは出来るはずです。

 

 

世の中を厳しく見て、行動する意欲を失うようなことは引きこもりを脱出する上であまりにも無意味で馬鹿げたことです。


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