通信制高校の長所(メリット)

通信制高校の利点・メリットは多数存在します。

 

 

何よりも最大の利点はいつ学習するかというのを個々人が選んで、好きなときに卒業に必要な課題をこなせるという点です。

 

 

自ら学べる人は恩恵が沢山

 

 

まず、以下に通信制高校の主な利点・長所などを列挙してみました。

 

 

長所・メリット

 


1 空き時間に必要な学習をすればいいので、時間の融通が利く
 
2 毎日のように通学する必要が殆ど無いので通学時間が大きく削減できる
 
3 全日制高校よりも必要なお金が圧倒的に少ない
 
4 通学に電車・バスなどを使っていた場合は、交通費が大幅に減る可能性が高い
 
5 自分のやりたいことが決まっている人などは時間を有効に使える
 
6 入学資格に年齢制限や不登校だったことなどが不問の学校がとても多い
 

 

 

およそこのような多くの利点が存在します。

 

 

毎日決まった時間に登校する必要がある全日制などと違い、自宅などで課題をこなして提出し、少ない登校日数で卒業扱いになるというのは素晴らしいシステムです。

 

 

不登校や、何らかの事情で学校に今まで通学していなかったので学校という空間に対して不安を感じている人にとっても、通信制高校はとても有意義な選択肢であると考えられます。

 

 

そして、特に全日制高校よりも圧倒的にお金がかからないということは見逃せないポイントです。
 
 
まず基本的に全日制高校は、たとえ公立であってもかなりのお金がかかるのが一般的です。
 
 
公立の全日制高校は平均で1年間の間で35万円〜40万円程度のお金が必要です。
 
 
入学金や授業料の他、修学旅行の積立金なども含めてこれだけのお金がかかるわけです。
 
 
つまり3年間で
 
 
40万円×3=120万円

 
 
という多額のお金が必要です。
 
 
私立の全日制では平均的にこの金額のさらに3倍以上のお金が必要なのが一般的です。
 
 
つまり安く見積もっても350万円前後の大金が、3年間で必要になるのです。
 
 
一方で、通信制高校ではその費用は信じられないくらい比較すると低額です。
 
 
公立の通信制高校では1年間で必要なお金は学校によりますが、高くても平均的に5万円前後というのが一般的です。
 

 
これは授業料や入学金・その他の費用も含めた金額です。
 
 
つまり、卒業までに必要な資金は15万円前後ということであり、公立の全日制高校の120万円と比較すると約9割ほど割安になるという計算になるのです。
 
 
私立の通信制高校であればかなり割高になりますが、1年間で20万円〜40万円程度の通信制高校が多いので、公立の全日制高校と変わらない金額で入学・卒業できると考えて下さい。
 
 
私立全日制高校・・・約350万円(3年間)
私立通信制高校・・・約120万円(3年間)
 
 
このように、私立全日制高校と比較すればそれでも圧倒的に格安という計算になるのです。
 

 
少なくとも高校卒業の資格が得られればそれでいいという人にとっては、これらの金銭面の問題はとてもありがたいといえるのではないでしょうか。
 
 
次に、交通費が殆ど必要なくなる可能性にも注目するべきです。

 

 

仮に電車などを利用して片道200円の交通費が登下校の2回、つまり往復で1日400円かかると仮定します。

 

 

400円(1日)×5日(1週間)=2000円

 

 

そして、これが4回繰り返されるので、

 

 

2000円×4=8000円(1ヶ月)

 

 

という計算になります。

 

 

1ヶ月で8000円のお金が通学でかかることを考えると、それが1年間で10倍前後に跳ね上がります。

 

 

夏休みなどの長期休業を考えても恐らくそのくらいはかかるはずなので、年間8万円〜10万円くらいの交通費が発生する可能性があるわけです。

 

 

恐らく、遠方から通学している学生はもっと負担が重いかもしれません。

 

 

これらの経済的な負担が激減する可能性があるというのは、特に通信制高校の絶大なメリットです。

 

 

また、何よりも通信制高校はその通学に要する時間的な負担なども全日制などの高校よりもかなり軽くなるというのも見逃せないポイントです。

 

 

笑えないお話ですが、私の以前在籍していた高校にはバスで片道30分〜1時間くらいの時間をかけて郊外から通学してくるという同級生も存在しました。

 

 

なぜそんなことになっていたのかというのはもう簡単で、そこくらいしか合格できる高校がなかったからです。

 

 

もっとも、他にもそんな人間は山ほど存在したので今更驚くことではありませんが、このように通学の時間を大量に確保する必要性が出てしまうのは正直どうかと思います。

 

 

県内でも底辺クラスの学校だったので、私も正直そこに運よく入学できたに過ぎなかったのですが、私の場合は自宅から15分程度という距離だったのが幸いでした。

 

 

お金と時間を極力減らさずに高校卒業の資格を得たいというのであれば、通信制高校は立派な進路であり選択肢としてとても価値を持つものだと考えましょう。

 

 

先にあるものを考えて

 

 

また、何よりも私自身が特に大切になるのは、通信制高校を卒業した先にあるものだと考えています。

 

 

課題をしっかりこなすのは卒業する上で大切ですが、卒業して何がしたいのかということも考えなければならないと思います。

 

 

通信制高校で、従来の学校とは違い時間を大幅に取り戻すことができても、結局はそれを生かすか殺すかは当事者次第です。

 

 

目的目標が明確に定まっていて、既に道がある程度決まっていればそれほど迷う事は無いと思います。

 

 

課題をこなして、単位認定に必要な登校日数などを確保し、準備を進めていけば後は当事者の自己実現のための時間にできるからです。

 

 

しかし、何も目的など決まっていない状態でとりあえず進学したという考えの人では、やはりそのメリットを十分に生かすことは出来ないのではないかと私は考えます。

 

 

通信制に限りませんが、とりあえず進学してとりあえずみんなと同じ事をしていればいいという考えでは、そもそもとして進路選択という観点から見れば、どうなのかと私は考えます。

 

 

高校だけでも出ておこうというエゴで進学したとしても恐らく長続きはしません。

 

 

そして、卒業したとしても満足のできる結果になることもそれほど多くないというのが私の意見です。

 

 

是非一度、通信制高校で卒業資格を手にした後に、何がしたいのか?

 

 

何のために通信制高校を選ぶのかを時間をかけて検討されることをお勧めします。


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