通信制高校に偏見が多いのはなぜか

通信制高校に対して偏見を持っている人は多いものです。

 

 

なぜそうした偏見を向ける人が多いのかという理由ですが、それは全日制高校などに進学できない問題児たちが集まる場所だという認識があるからです。

 

 

不登校と根っこは同じ

 

 

私自身は不登校の問題と全く同じだと考えています。

 

 

つまり、学校に行っている人が優等生で、学校に行かない人は駄目な子供だという認識を持っている人が多い事が起因しているのです。

 

 

理由もわからずに学校に行く事が正解で良い事とされ、学校に行かずに成長するという選択は問答無用で悪いことだという暗黙の認識が日本にはまだ残っています。

 

 

だからこそ、こうしたなるべく学校に登校せずに自宅などで自習して卒業するという通信制高校への理解がそもそもとして希薄なのです。

 

 

言いかえるならば、

 

 

全日制=優等生が通う普通の学校
通信制=普通ではない落ちこぼれや問題のある人の学校

 

 

・・・このようなイメージが世間の人に存在してしまっていると考えられます。

 

 

もっと分かりやすく言うと、全日制に通っている人の方が通信制高校で学んでいる人よりも上で偉いという、何ともおかしな図式が出来てしまっていると言えます。

 

 

しかし、これは完全な差別であり、視野の狭い人達の見方でしかありません。

 

 

まず第一に、学校に通っている人の方が優等生で偉いということ自体が有り得ません。

 

 

学校に通い続けていても、ただひたすらに何の目的も持たずに遊び呆けるだけで、何一つ大切な事や他者への敬意なども学んでいない人は世の中に沢山います。

 

 

私は別に遊ぶ事が悪だというつもりは全くありません。

 

 

遊びから得られることも沢山ありますし、教科書に向かっているだけが学習だけではないことは同意できます。

 

 

個人的な遊びから他者のことを理解することや、興味関心を広げて日々の生活を見直すことなど、出来る事は数多いと考えます。

 

 

しかし、結局は学校に通っているという結果だけが重要視されて、何を学んでいるかということに答えられない人はやはり問題ではないでしょうか。

 

 

学校に価値を感じられない人がただ仕方なく登校して、嫌々ながら何の目的も目標も持たずに仲間内で遊び呆ける為に学校に来ているというのは、全日制でも数限り無く存在します。

 

 

実際に私がかつて在籍していた全日制の高校でもそうでしたが、何しに来ているというレベルの人間は山ほどいたものです。

 

 

当時の私の友人ら数名がいましたが、いずれも全て全日制高校に通学していた友人ばかりでした。

 

 

その友人らも、結局はそうした無目的に学校に来ているだけの人は沢山いるということを私に話していたこともあったほどです。

 

 

目的があって真剣に頑張っている人もいましたが、本当に少なかったのは今でも忘れられません。

 

 

では、通信制高校で本当に自分の将来の夢や目的目標などが決まっていて、その自己実現のために通信制という選択をとっている人達は、駄目な人でしょうか?

 

 

何の目的も目標も持たずに、無気力に登校している全日制の学生らに本当に劣っているのでしょうか?

 

 

言うまでも無く、そんなことは絶対にありません。

 

 

確かに、何らかの問題を抱えていて集団教育という場所に適合できない人もいれば、やはり何となく通信制高校に進学したというだけの人も存在するでしょう。

 

 

しかし、それと通信制高校が駄目な社会不適合の人が選ぶ道だという相関性は全くありません。

 

 

全日制でも定時制でも、通信制でも何でも同じ事です。

 

 

本当にやりたいことのために今を生きている人はどこにいても輝いていますし、無気力に群れを成すだけの人はどこにいても同じ状態です。

 

 

私はそうした環境そのものに嫌気がさしていたということもあり全日制高校は中退しましたが、今ではそれを少しも恥ずかしいことだと思いません。

 

 

むしろ、学校に行かなくなり本当に自分が目指したいものが見えてから、日常の満足度や充実感は学校にいたときよりも遥かに上になりました。

 

 

気にせずに選べぶべし

 

 

通信制高校に通うことは、従来の誰かに管理されて強制的に何かをやらされるという方針とは決定的に違います。

 

 

全日制などで学んでいる学生たちの中には、そうした自由度の高い学び方を選んでいる人に対する嫉妬心のようなものも存在すると考えて下さい。

 

 

だからこそ全日制を上にして、自分たちより下の人間たちがいるんだという変な安心感を得て満足したい人も少なくありません。

 

 

そうした人達にはもう言わせておけば良いのです。

 

 

あなたにとって重要なのは、通信制高校が自分の人生の中で価値のある、有意義な選択になるかどうかという問題だけのはずです。

 

 

外野の罵声や差別とも捉えられる声などに耳を傾けることなく、自己実現のために最良だと思うのであれば自信を持って通信制という選択をして下さい。

 

 

嫌々ながら全日制に合わせて後悔しても、誰かがお金と時間を返してくれるわけではありません。

 

 

自分が本当に納得できる目的目標を持って真剣に何かに打ち込む方が、遥かに価値があることだという真実を忘れないで下さい。


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