大津いじめ自殺から分かる隠蔽体質

2011年に起きた滋賀県大津市のいじめ自殺事件は、学校教育の現場とやらがどれほど愚かな体質だったかを物語っている事件です。

 

 

悪質極まりない犯罪を続け人を死に追い込んでも何らまともな処罰がなされない加害者もそうですが、この事件を闇に葬ろうとした学校関係者は論外です。

 

 

もはや教育組織などというものが解体されるべきだと考えても良いほどの馬鹿さ加減でした。

 

 

教育現場の病理を真剣に見つめるべき

 

 

この事件が起きたのは2011年で近年のことではありますが、事件の真相が判明するには相当の時間がかかっていたことはあなたもご存知でしょう。

 

 

そして、学校の教師や教育委員会などがいかに学校運営のことしか頭にないかがよく分かる事件でもありました。

 

 

以下、この事件の一部始終を解説します。

 

 

 

 大津市中2いじめ自殺事件

 
 
2011年10月11日に滋賀県大津市の中学校で当時中学2年生の男子生徒が自宅マンションから飛び降り自ら命を絶ったという事件。
 
 
事件発生後、なぜ男子生徒が自殺してしまったのかという調査などが行われた。
 
 
これに対し、学校側・教育委員会などは当初は一貫して
 
 
「自殺した生徒がいじめなど受けていた様子は無かった」
「そのような事実は把握していなかった」
 
 
などという主張をしていた。

 
 
しかし、10月中旬での全校一斉のアンケート調査により、明らかに自殺した生徒が加害者らから悪質極まりない扱いを受けていたことが判明。
 
 
生徒らが記述したアンケートには以下のような扱いを受けていたことが分かった。
 
 
1 集団での暴行
2 金品などを巻き上げられる
3 万引きなどを強要されていた
4 顔に落書きをされる
5 自殺の練習をさせられていた
 
 
この他にも陰湿・悪質な肉体的・精神的な嫌がらせを数多く受け続けていたことがアンケート調査により明らかになった。

 
 
これだけの事実がありながらも教師や教育委員会などはいじめ自殺との因果関係を認めようとしなかった。
 
 
しかし、これらの調査結果を更に進めていくと事件発生以前に少なくとも3人ほどの学校教師らがいじめ事件を認識していたという。
 
 
更には、それらの事件を目撃した教師が校長に対して文書でいじめ事件が発生している内容を伝えていたにも関わらず、何の対策も講じられなかった。
 
 

異例の警察介入

 

 

そして、翌年2012年の7月11日に事件の真相を解明する為に警察が学校及び教育委員会に対して強制捜査を実施。

 

 

これにより、学校関係者の

 

 

「いじめ事件などは存在しなかった」

「因果関係などは認められない」

「生徒の自殺と学校のいじめは無関係」

 

 

 

これらの発言は明らかに否定されるべき嘘・偽りであることが分かった。

 

 

自殺と壮絶ないじめの因果関係は明らかに存在しており、これを教師や学校側が真剣に解決しようとしなかったことが最大の問題点であることは明白だったという。

 

 

 

 

このような流れでしたが、いかがでしょうか。

 

 

こんな馬鹿げた学校の管理・運営体制だったのです。

 

 

ちなみにですが、この事件を起こした加害者ら数名は事件後反省していた様子は全く無かったことが明らかになっています。

 

 

「遊びのつもりだった」
「ふざけていただけ」

 

 

・・・このようなことを言い続けて、容疑を認めるということ以前に人間としての品格・良心を疑うような発言を平然と繰り返していたというのです。

 

 

事件後は保護観察処分などで児童相談所などに送られたのですが、この自殺事件後も別の学校で問題行動などを繰り返していたというのです。

 

 

学校教育など変わるのを待っていられないはず

 

 

執拗に人を苦しめて自殺に追い込んだ加害者は言うまでも無く人間の観点から見れば完全な悪です。

 

 

しかし、私が言いたいのはそうした事件を把握していながらも何の対策もせず、加害者を処罰して被害者を救済できなかった学校現場そのものがもはや不要だという事です。

 

 

被害者を救うどころか事実を認識していながらも平然と隠蔽を行い、自殺事件が起きても学校の名誉しか考えられない人間が教育者でしょうか。

 

 

聞けば今回の事件の中学校は文部科学省から道徳教育において優良なモデルとなる全国研究指定校という評価を過去に受けていた学校だったとのことですが、私には理解できません。

 

 

自殺者を出してしまった後の愚かな運営や、事件を隠蔽するような学校のどこが優良な学校なのか、教えて欲しいくらいです。

 

 

いじめという名の犯罪行為を平然と見て見ぬふりをするような教育関係者しかいないような学校が、優良な学校であるはずがありません。

 

 

少なくとも私は学校教育の現場にこのような馬鹿馬鹿しい利害関係が山ほどあるというのであれば、学校など一度全て解体処分されてもいいくらいだと考えています。

 

 

誰の為の学校なのか?

 

 

何のための学校なのか?

 

 

児童生徒の為にならないのであれば、潰れても文句など言えないはずです。


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