学校そのものがストレス要因で、いじめを発生させる その6

学校でいじめが起きる原因に、学校そのものがストレスなど肉体的・精神的な苦痛・不快要素を絶えず子供に与えているということが考えられます。

 

 

要するに、学校教育自体が無意味なプレッシャーなどを与えて児童生徒らの心身を害している結果だというのが私の持論です。

 

 

学校は子供の為にある訳では無いからこそ

 

 

もう何度も説明してきたことですが、大事なことなのでおさらいしておきましょう。

 

 

学校教育がその目的としているのは、健全な人間の育成でもなければ学力の高い市民を生み出す事でもありません。

 

 

歴史を溯(さかのぼ)ることでよく分かる事ですが、あくまでも産業用の労働者の育成に特化した制度の1つとして国家が主導して始まったものです。

 

 

そこで求められるのは教師などの現場監督に忠実に従うことであり、学校や国の定めた時間割などに文句を言わず従うだけの人間を生み出す事です。

 

 

これは無意味な事でも時間までとりあえず我慢して動いてくれる人間というのが、工場労働などでは特に重宝されて重要な要素であったので、市民教育にもこれと同じ原理を持ち込んだわけです。

 

 

無意味だと思うような時間割や授業内容でも、とりあえず教師の言うとおりにして黙って行動してくれる人間は単調な作業でも重労働でも時間まで労働してくれるというわけです。

 

 

しかし、これはあくまでも管理する側の人間たちの思惑であって、当事者である子供がこれを望んでいるかどうかは別問題です。

 

 

実際に、学校の授業や行事など全く無意味でつまらないという人は山ほど存在します(実際私もそうでした)。

 

 

死んだ魚の目をしたような人間が疲れた顔をして、学校に登校しているというのは恐らくあなたも何度か見たことがある光景ではないでしょうか?

 

 

そして、こうした無意味なものをひたすら耐えなければならないという洗脳をされて育った人間らが、そのストレスのはけ口を探していじめの加害者になるというのが典型的なパターンの1つなのです。

 

 

ストレスだらけの学校現場

 

 

私は別に加害者を擁護するつもりは全くありませんが、学校というのは実に多くのストレス要因があるものです。

 

 

1 無目的な時間割
2 テスト・通知表などによる同年代との競争
3 付き合う人間を選べない環境
4 部活動などでの上下関係や結果の優劣
5 教師などによる絶え間ない監視
6 学校が原因の家庭内の不和

 

 

およそこうしたものが存在し続けるのです。

 

 

これが殆どの人間は9年間〜12年は続くので、結局はおかしくなってしまうというのも不思議な事ではありません。

 

 

退屈な空間で、無意味で無価値な期間を何とか自分なりに楽しく過ごせればいいと言う考えの人間が、手っ取り早く楽しめる方法を学校の中で思いつくわけです。

 

 

この1つがいじめという名の犯罪であり、加害者にとっては単なる遊び・レクリエーションに過ぎないのでしょうが、被害者にとってはたまった物ではありません。

 

 

いじめが原因で自殺者までもが出てきてしまうという現実を何とか変えなければならないのに、学校の体質は全く変わっていないのです。

 

 

私自身は、こうしたいじめ問題を引き起こしているのは学校の無意味で無目的なカリキュラム・運営方針そのものであり、学校自体を解体するなり徹底した方向転換をしない限り無くならないと考えます。

 

 

どんな動物であっても、退屈で不自由な環境を余儀なくされれば肉体的にも精神的にも異常をきたしてしまうものです。

 

 

それは人間であっても変わりません。

 

 

大人が今こそよく理解するべき事柄なのです。


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