「弱いからいじめられる」は絶対無視していい

いじめの解決に必要な心構えとして、「弱いからいじめられる」という考えをまず捨てることが大切です。

 

 

いじめというのは被害者が強かろうが弱かろうが関係なく、卑劣な行為であるという認識を持ちましょう。

 

 

人間は弱肉強食から進化しているから人間

 

 

まず、ここでよく考えて欲しいのはいじめが人権侵害行為であり、悪質な犯罪である場合が非常に多いということです。

 

 

人間の世界ではそもそもとして、肉体的・体力的に特定の誰かより優れていればどんな行いをしてもいいなどという決まりは絶対有り得ません。

 

 

道義的にも法律の観点からみても、そんなことはおかしなことであるというのは簡単に理解できるはずなのです。

 

 

1例を出しましょう。

 

 

あなたが路上を歩いているときに、正面から大男が歩いてきました。

 

 

その巨漢は身長が180cm〜190cmもあり、体重は100キロ前後で身長も体重も筋力もあなたより遥かに上です。

 

 

K−1や総合格闘技などに出てくるような人物だと思えばいいでしょう。

 

 

そこでその巨漢がいきなりあなたに向かって、

 

 

「おい、金に困っているんだが今ここで金をかしてくれよ」

 

 

と言い放ってきたとします。

 

 

ここであなたは断りましたが、その直後に巨漢があなたの腹部を思い切り殴りつけて、あなたを失神させてしまいました。

 

 

そして巨漢はあなたの持ち物から財布を取り出し、その場から退散してお金を自分の物にしてしまいました。

 

 

・・・いささか極論だったかもしれませんが、ここで考えてみて下さい。

 

 

この巨漢が後々逮捕されたときに、

 

 

「知るか!俺は強くてあいつが弱いから金を巻き上げたんだよ!」

 

 

などという発言をしたとき、殆どの健全な思考が出来る市民はどう考えるでしょうか?

 

 

恐らく、間違っても被害者が弱かったから悪く、大男が正しいなどとは言わないでしょう。

 

 

これはもはや犯罪行為であり、処罰されるべき対象であるというのは疑いの余地などありません。

 

 

相手より力が優れていれば何をしても許されるというのであれば、この世界に法律や規律など必要とされていないでしょう。

 

 

人間は文明が発達して共同体の中で自己の利益を得ることと同じく、他者の権利や利益を害さないようにして生きていくということを学んで進化した生物です。

 

 

それがなぜか学校という狭い檻(おり)の中ではいじめという行いがいまだに弱肉強食論でまかり通っている風潮が後を絶ちません。

 

 

前述の1例でいえばいわゆるカツアゲという犯罪行為が、学校ではなぜか見過ごされているものなのです。

 

 

一般社会であれば暴行罪に加えて恐喝罪という犯罪行為で、加害者は刑事処分の対象になることでしょう。

 

 

その他にも以下の場合であればどうでしょうか?

 

 

・幼児を虐待する行為
・無抵抗だからという理由で他人の家の動物を殺害する行為
・まともな生活ができない病人を殴る蹴る行為

 

 

・・・これらが弱いから悪いで片付けられることかといえば、絶対そんな事はありません。

 

 

社会通念上、不当な扱いで反社会性を持った犯罪の被害者が悪いなどということは間違ってもありえませんし、あってはならないのです。

 

 

力が強ければいじめていいというのであれば、いじめ加害者よりも力の強い大人たち数人で囲い込んでボコボコにしてしまえばいいでしょう。 

 

 

しかしこの世界にはそうしたことは許されないという決まりになっていることは言うまでもないことです。

 

 

弱肉強食論をいじめに持ち出す人間はこうした理論というものを深く考えていないとしか思えません。

 

 

いじめが起きるのは100%加害者である人間がまずは悪いのだという意識をここでしっかりと持って下さい。

 

 

いじめ加害者はそもそも強くない

 

 

それ以前の問題かもしれませんが、いじめの加害者というのは強くないことが圧倒的です。

 

 

自分たちよりも力が劣っていたり、話すのが苦手で自己主張しない人を見極めて嫌がらせなどをするのが殆どです。

 

 

そして同じような品性の無い人間を集めて群れていじめを繰り返すのが一般的ではないでしょうか。

 

 

つまり、自分たちが何とかなりそうな人にしか危害を加えられないという時点で、いじめの加害者などれっきとした弱者・ただのザコなのです。

 

 

弱いものほどよく群れて、よく吠えるといいますでしょう。

 

 

加害者が強いという認識も捨てて下さい。

 

 

人間性の高低において、加害者は圧倒的に低レベルな人間なのです。


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