大人に相談しないといじめはもっと酷くなる

いじめが起きると、大人に相談するともっと加害者からいじめられると思う子供は多いものです。

 

 

しかし、これは逆です。いじめを大人に相談して完全に解決しないと、もっといじめの内容が酷くなる可能性の方が上なのです。 

 

 

「チクったら許さない」は犯罪

 

 

学校という閉鎖的な空間の中では本当に馬鹿げた人間たちがストレス解消の為か何かは知りませんが、陰湿・悪質な嫌がらせ・暴力行為を行うものです。

 

 

いじめ自殺とまではいかなくとも、精神的におかしくなってしまったりとても毎日が苦しいと感じている児童生徒らも大勢いることは私も十分理解しているつもりです。

 

 

だからこそ、もうそんな苦痛で無意味な毎日はスッパリと終わらせましょう。

 

 

いじめ加害者からの報復(仕返し)のようなものを恐れて、何も大人に相談できないいじめ被害の当事者は沢山いるはずです。

 

 

「親たちに言えば、後で酷い仕返しをされるかも・・・」
「大人が助けてくれる保証なんてないし」
「黙っていれば何とか酷くならないんじゃないか」

 

 

こうした思いを抱えているのは私も分かります、同じような時がありましたので。

 

 

しかし、これは間違いです。

 

 

今よりも酷くならない保証などどこにもありませんし、早期の段階で加害者のいじめという行いを大人に報告して断罪・改善させなければ、エスカレート(酷くなる)する危険の方が大きいのです。

 

 

いじめ自殺が最も分かりやすい事例でしょう。

 

 

最初は加害者が遊びのつもりだったなどと言いながら嫌がらせを始めて、それに同調する周囲の人間らが被害者に更なる苦痛を与えて面白がっていたわけです。

 

 

誰にも相談できずに1人で耐え続けても、結局は心身ともにおかしくなり、自らの命を絶ってしまうという結果になってしまうこともあり得ます。

 

 

そこまでいかなくとも、次第に万引きやお金を差し出せというように犯罪行為をあなたに命令してくるかもしれません。

 

 

売春やわいせつ行為を強要してくる可能性だってあるでしょう。

 

 

だからこそ、今よりももっと酷くなるのではという恐れを捨てて、勇気を出して助けを求めて下さい。

 

 

不当な扱いや人権侵害行為に対して助けを求めるのは、恥でも何でもありません。

 

 

自分の愚かさを省みず、卑劣な行いを繰り返している加害者こそが恥じ入るべきであって、被害者が苦しむことなどないのです。

 

 

あなたはいじめ加害者の奴隷ではないのですから、言いなりになる必要は何一つありません。

 

 

そして、覚えておいてほしいのが脅迫罪(きょうはくざい)です。

 

 

これは刑法第222条で定められており、相手に命の危険や身体的な痛み、精神的な自由や名誉を損害することなどを告げて、相手を脅(おど)すという罪です(30万円以下の罰金、2年以下の懲役)。

 

 

分かりやすくいいましょう。

 

 

例えばいじめ加害者が

 

 

「お前、俺(私)たちのこと教師とかにチクったらぶっ殺すぞ!」
「大人たちに今までのこと話したら、もっと酷いことになるよ?」
「いじめのこと言いふらせば、後でお前の家におしかけるわ」

 

 

・・・などというような、相手に危害や心身の安全を侵害する意思表示をして、相手の行動などを抑制させる行いは基本的に全て脅迫罪です。

 

 

つまり、いじめ加害者が自己保身の為にいじめられている人に今までの事を黙っていろ、ばらせば仕返しするという事事態が立派な犯罪なのです。 

 

 

それなので、被害者は安心して大人に助けを求めましょう。

 

 

もし本当にこんなことを言ってくる人間がいるならば、加害者がこうした脅迫のようなこともしていたと大人達に言えば良いだけです。

 

 

被害者も抗う決意を持つべし

 

 

ここまでくれば、もう問題はないかと思います。

 

 

あとは1つとても大切な事があります。それは、被害者もいじめ加害者と戦う勇気を持って下さいということです。

 

 

ここで言う戦いとは別に腕力で加害者に立ち向かえということではありません。

 

 

体格差や筋力差などがあればそもそも勝ち目は薄いでしょうし、最悪あなたも暴行・傷害罪に問われる事もあり得ます。

 

 

そうではなく、大人達や社会の治安・道徳を守る外部組織などを徹底して使い倒し、自分の身を最優先で守ることを選ぶという意味です。   

 

 

いじめられていると、まともな思考や判断が出来なくなってしまう人が多いのですが、これは仕方がありません。

 

 

しかし、不当な扱いに対して反抗する意思意欲がないと、いじめは解決されないのもまた事実です。

 

 

犯罪の被害者はどのような形であれ、基本的にしっかりと守られなければなりません。

 

 

ただし、そのためには被害者もこれ以上加害者の好き放題にはさせないという意思表示をする必要がどうしても出てくるのです。

 

 

今よりも酷くなったらどうしようといいますが、恐らく大人に言うかどうか迷っている時点でもう十分酷い状態です。

 

 

そんなものを長期間放置しておく方がよほど怖い事ですし、あってはならないことです。

 

 

いいのです。

 

 

いじめなどに立ち向かう必要は何度も申し上げたとおり、何一つありません。

 

 

あなたが毎日を幸福に過ごせるようになることの方がよほど大切であり、重要なことです。

 

 

あらゆる手段を使い解決し、学校から離脱して身を守ることもどんどん行っていいのです。

 

 

無意味な我慢を続けても良いことはありませんし、加害者が付け上がるだけです。

 

 

社会の仕組みをなどを使って、加害者に怖い思いをさせてやろうという意識を、被害者は持っても良いのです。


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