学校には安全配慮義務がある

学校には安全配慮義務(あんぜんはいりょぎむ)というものがあります。

 

 

これは児童生徒らの生命および心身の安全を確保し、予測できる事件事故を防ぐ義務を学校は負わなければならないということです。 

 

 

そして、これにはいじめ行為も当然ながら含まれるということを覚えて下さい。

 

 

いじめの放置は学校関係者の職務放棄

 

 

安全配慮義務は何も学校だけにとどまりません。

 

 

社会全般の職場などでも、この安全配慮義務というのはとても大切にされるべき道徳観念です。

 

 

経営者・雇用主などが従業員の心身の安全を守るということも大切な安全配慮義務ですが、ここでは省略します。

 

 

いじめにおいて最重要なのは、学校の教師らがいじめの存在を認知していた、もしくは明らかにその兆候や形跡などが確認できたと思われる場合です。

 

 

例えば、

 

 

1 教師自身がいじめ現場を目撃していた
2 児童生徒から、直接いじめ被害を受けているという申告をされた
3 校内でいじめが起きているという事実を誰かから聞いた

 

 

このような場合です。

 

 

こういった場合には、この問題を因果関係やいじめの被害の内容などを調査し、その上で解決する義務を学校関係者は履行する必要があるということです。

 

 

ここでもし学校の教師などが解決に取り合わない、まともに対応しないようであれば、安全配慮義務に完全に違反しているということで、学校に損害賠償を請求できる可能性があります。

 

 

そもそもとして学校内での悪質ないじめを放置している時点で、私としては教師としての資質など皆無だと思うばかりです。

 

 

もしあなたがいじめ被害にあっているならば、こうした観点から見ても速やかに解決を行う必要性があるのです。

 

 

学校の対応がまともでないということであれば、学校以外の組織や力を使いいじめを解決することが必要になってくるからです。

 

 

ただし、例外も

 

 

しかし、いじめが解決されなかったとしても、例外的にこの安全配慮義務に違反していないと判断される場合もあるので注意が必要です。

 

 

それは、上記のいじめ被害に対して教師などがしっかりと加害者側の人間らに注意や警告を発し、いじめを止める行動を続けてきた場合などです

 

 

そのほかにも、

 

 

1 いじめ加害者の保護者(親)を交えて事態を報告する
2 事実関係の調査などにも積極的だった
3 いじめが原因の怪我や病気などの把握を行っていた

 

 

・・・このような場合であれば、教師なども安全配慮義務を怠っていたとは言えないので、過失が認められる可能性は低いです。

 

 

私としてはいじめをなんとしてでも止めさせることが最も重要なことだと思うので、これですらどうなのかという思いはありますが・・・。

 

 

何はともあれ、まずはこの安全配慮義務というものをしっかりと認識して下さい。

 

 

見ている人間も同罪とよく言われますが、特に問題なのはそれが一体誰であったかということでしょう。

 

 

現場監督者である教師などが解決に応じないという事が最大の問題ですので、これはどうかお忘れの無いようにしてください。


トップページ プロフィール お勧めの書籍 広告掲載など お問い合わせ