ステップ4 いじめ加害者の報復に備える

学校でのいじめが解決したように見えても、油断は禁物です。

 

 

イジメ加害者が逆恨みし、逆に報復(やり返し)でいじめを再発させることも十分考えられます。

 

 

そこで、そうしたことが起きないように、対策をしておきましょう。

 

 

自署を加害者に書かせて再発防止を

 

 

ここでどうすればいじめが再び起きないかということを考えたとき、有効な手段としていじめ加害者に自署を書かせるという方法があります。

 

 

つまり、自分は陰湿・悪質ないじめをしていたことを反省し、もう2度とそうした人の嫌がることをしませんという反省文・約束を書いた紙です。 

 

 

勿論言うまでも無く、これは学校の教師や加害者の親なども同伴の上で書かせ、必ず3通は書かせることです。

 

 

なぜ3通書かせるのかというと、

 

 

1 被害者であるあなた
2 加害者の家庭
3 学校側

 

 

この3者がそれぞれ保管する事で、加害者がそんなもの知りませんという言い訳をできなくさせるためです。

 

 

同じものを3枚書かせて3箇所に散らせば、加害者が書いていなかったなどという言い逃れはできません。

 

 

そして、具体的な内容は以下の通りです。

 

 

1 何年、何月、何日(書いた年月)
2 氏名(加害者の名前を、加害者に直筆で書かせる)
3 どのようないじめ(犯罪)を誰に対して続けていたのか
4 「もう2度とこうしたことを繰り返しません」という自署

 

 

実例ではこういう形になります。

 

 

20XX年6月1日
 
岡田○○(加害者の実名)
 
僕(私)は3ヶ月くらい前から同じクラスの○○君に対し、以下のようないじめを続けていました。
 
・水をかける
・給食にゴミや虫の死骸を混ぜる
・持ち物を隠す
・教科書に落書きをする
・悪口陰口を言いふらす
・殴ったり蹴ったりすることなど
 
こうしたことを本当に反省しました。もう2度とくりかえさないことを約束します。

 

 

・・・このような自署を書かせましょう。

 

 

少なくとも再発の防止という観点から考えれば、相当な効果が期待できます。

 

 

大人達同伴で、こうしたことを書かせれば基本的に余程人間性の異常な加害者で無い限りは、まず同じことを繰り返そうとは思わないからです。

 

 

加害者の住所を聞きだすこと

 

 

そして2番目に、加害者の住所を学校の教師などを通じてしっかりと把握しておくことです。

 

 

理由は簡単で、いじめ加害者の住所が分かれば何かあったときにはすぐに乗り込む事が可能だからです。

 

 

これは相当な抑止力になり、人間はそもそもどこに住んでいるのかということが分かれば、不誠実になりにくいように出来ています。

 

 

実際、私が幼少期(随分前のことでしたが)のとき、亡き父はこの方法でいじめ加害者の住所に直接乗り込んで、私を助けて下さったものです。

 

 

加害者としても、自分がどこに住んでいるのかということがいじめの被害者に分かってしまえば、恨みから危害を加えられるという身の危険を感じて、繰り返さないようにするものです。

 

 

いじめが悪質で長期化していれば、学校側もしっかりと情報を開示して解決に取り合う責任があるはずなので、この点はしっかりと情報開示をさせましょう。

 

 

極力一人で外出しないように

 

 

また、これは特に大切なことですが、外出するときは親や信頼できる友人たちとなるべく一緒に行動しましょう。

 

 

加害者が自宅の住所を知っていたりすると、自宅前などで待ち伏せされて暴行を加えられる可能性などもゼロではありません。

 

 

そうでなくとも、街中などでいじめ加害者と出くわして危害を与えられる可能性もあります。

 

 

だからこそ、いじめが完全に解決するまでは極力1人で外に出ない事を徹底するべきです。

 

 

もしどうしても1人で外出するならば、最低でも帽子とマスクなどを付けて外に出るようにして、顔を隠して外に出るなどして下さい。

 

 

または、防犯ブザーや傘(雨の日に使うアレ)やバットを常時携帯し、いつでも加害者から身を守れるようにしておくべきです。

 

 

大げさかもしれませんが、

 

 

「いじめをチクった」

 

 

などと逆恨みして暴挙に出るような人間も少なからず存在します。

 

 

危なくなればすぐさま防犯ブザーを鳴らして走り去るか、傘などの武器になるものを使い自分を守るべきです。

 

 

いじめ問題に完全に決着が付くまではとにかく一人で出歩く事をさけるというのは、笑い事でも大げさなことでもありません。

 

 

加害者が刃物などで報復行為に出てくる可能性も十分考えられるということを頭に入れておいて下さい。

 

 

やりすぎではという思いを捨てること

 

 

ここまでしてしまうと、流石にやりすぎではないかと思う方もいるかもしれません。

 

 

しかし、結論から言いましょう。

 

 

このくらいしておかないと、再発防止というのは見込めません。

 

 

人間の本質というのはそんなに短時間で変わるものではありませんし、自分が正しいというのは殆どの人間に共通していることです。  

 

 

例え自分が間違いを犯しても、自己改善を素直にしようというのは抵抗があることなのは言うまでもありません。

 

 

だからこそ、加害者の気まぐれというものを期待するのではなく、大人たちや社会の倫理規範というものでしっかりと悪い事だという認識を持たせる必要があるのです。

 

 

ましてや、この段階まで来ているということは加害者はよほど酷い悪質ないじめを繰り返していることは目に見えています。

 

 

加害者に自分たちの行いをしっかりと自覚させなければ、なお更のこと新たな被害者が生まれるだけなのです。

 

 

人を信じることは大切なことですが、信じるに足らない人間だと思うのであれば相応の対応をするべきだという意識を持って下さい。  

 

 

表面上は謝ったり反省しているように見えても、内面は全く変わっていないということは少なくありません。

 

 

いじめ自殺に追い込んだ加害者が、その後も同じような犯罪レベルのことを繰り返すということも実際問題起きていることが何よりの証明でしょう。

 

 

いじめを長年続けてきた人間が、昨日今日でハイいじめを止めます、もうしませんということは経験上あまり考えられません。

 

 

だからこそ、このような手段を講じていじめを繰り返させない仕組みを用意しておくことが大切なのです。


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