「子供の幸福」は除外されている

学校に通う児童生徒らの幸せというものは、政府の学校の中では問題にされません。

 

 

唯一問題にされるのは学校に通う子供が教師などの管理者の命令にしっかりと従うかどうかだけなのです。

 

 

学校が不幸だと感じる人もいる

 

 

私が小学校に通っていたときには存在しませんでしたが、中学生になると学校に姿を見せない生徒らも何人か見かけた記憶があります。

 

 

当時の学校の教師などもこうした現状をよく思っていなかったらしく、連れ戻すというマニュアル通りの対応(管理と言う言い方が適切)しかできなかったものです。

 

 

で、今になって思うことは結局のところ教師や学校関係者たちは子供の幸福など何一つ考えていなかったなということです。

 

 

実を申しますと、私も学校に通っていたときは正直学校に姿を見せない同級生らに対して差別意識のようなものがありました。  

 

 

なぜそうした意識があったのかというと、結局は学校に通うという不幸を我慢しているのに、不幸を味わっていない人がいるというある種の嫉妬心のようなものがあったからです。

 

 

嫌な学校の授業や行事を耐えるのが当たり前で、そこについて来ない人は落伍者なのではないかという意識が以前の私にもありました。

 

 

しかし、改めて考えてみると本当にばかばかしい思考だったなと思うのです。

 

 

なぜならば、本来の教育というのは子供が幸せになるために存在するべきだからです。 

 

 

学校という狭いカゴの中で幸福を感じられる人はそれでいいかもしれませんが、幸福を感じられない人も存在するのが当たり前なのです。

 

 

そして、幸福を感じられない人はその「狭いカゴ」の中から飛び出て、新鮮な体験や独自の学びを得る機会を作っていいはずなのです。

 

 

しかし、現状の学校というのはそうではありません。登校拒否・不登校などと呼ばれる子供を、ただ学校に来させればそれでいいと考える大人で溢れているのです。

 

 

学校に通えるだけでもありがたいと思えと言うような風潮が本当にこの国では根強いものですが、これがそもそも異常なことだと私は考えています。

 

 

子供が学校に価値を見出しているかどうかなどは全く問題にされず、学校という組織にまず服従しろという考えしかできないのです。

 

 

児童生徒の幸福を第一に考えるならば、「学校なんて来なくていい」と声をかけるのが正解でしょう。

 

 

しかし、そうではないのです。まず「学校に通うことありき」で子供の未来を考えようとする教育関係者ばかりなのです。

 

 

つまり「子供の幸福は度外視しています」と教師たちが自ら宣言しているようなものではないでしょうか。

 

 

自然の生き物には適した環境があるのが当たり前

 

 

自然界の生物には最適の環境というものが存在するのが一般的です。

 

 

たとえば、白熊(しろくま)やペンギンなどを思い浮かべてください。そうした動物は南極や北極などの寒い地域に住んでいることで有名です。

 

 

では、こうした寒い地域の動物がもし強引に人間の手で赤道付近の熱帯地域に連れ出されたらどうなるでしょうか?

 

 

おそらく人間の保護が全くなければ生きていくことなど不可能ではないでしょうか。それ以前に生存できる保証はどこにもありません。

 

 

ほかにもミミズがいますが、ミミズは土の中だからこそ生きていられるのです。

 

 

コンクリートなどの道端でよく干からびて息絶えているミミズがよくいますが、ミミズが最適の環境を離れたからこそこうしたことが起きるのは誰もが納得できると思います。

 

 

突き詰めて考えれば人間だってこれと全く変わらないはずではないでしょうか。

 

 

学校という人工の収容所に無理やり押し込められ、管理者たちへの服従や競争などを余儀なくされれば離れたくなる人が出てきても不思議なことなどではありません。 

 

 

それまでの生活を否応なく変化させることが起きれば、どんな動物だっておかしくなってしまう可能性があることは明白です。

 

 

もちろん人間をはじめとして、生物には環境適応能力があるといわれます。

 

 

しかし、だから「学校に適合できるようになれ」というのは不自然な理屈なのです。家庭などが最適の環境という子供が存在してもいいはずです。

 

 

文部科学省や政府の学校関係者の一方的な思想で最適のテリトリー(領域)から子供が無理やり連れ出され、幸福をはぎ取られるのは明らかに異常なことではないでしょうか。

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