収入と学力・学歴の格差

お金持ちの家庭の子供は進学校に通い高学歴になり、貧困家庭の子供は満足な教育を受けられず低学歴になるという流れが存在します。

 

 

実際に、日本の最高学府とされている東京大学の合格者の出身高校や親の年収などを見ればそのことがとてもよく分かります。

 

 

東大生の親の半数以上が高所得者

 

 

これは、2012年度の東京大学入学者の学生の保護者の年収はどのくらいの割合が一般的なのかをあらわしたものです。なお、数値は東京大学の調査による「学生生活実態調査の結果」を元に作成しています。

 

 

年収

割合

450万円未満

13.5%

450万円〜750万円未満

13.8%

750万円〜950万円未満

15.7%

950万円〜1050万円未満

19.4%

1050万円〜1250万円未満

9.4%

1250万円〜1550万円未満

11.1%

1550万円以上

17.1%

 

 

つまりが950万円以上の親が全体の約60%を占めているという計算になり、750万円以上の世帯も含めると7割以上が高所得者という結果になります。

 

 

次に、2015年の東京大学の合格者の多い出身高校を示します。やはり、圧倒的に多いのは私立の高校という結果になりました。

 

順位

学校名

合格者数

1位

開成高等学校

(私立)

185名

2位

筑波大学附属駒場中・高等学校

(国立)

107名

3位

灘高等学校

(私立)

92名

4位

麻布中学校・高等学校

(私立)

88名

5位

駒場東邦中学校・高等学校

(私立)

82名

6位 

桜蔭中学校・高等学校

(私立)

76名

7位

聖光学院中学校・高等学校

(私立)

74名

8位

海城高等学校

(私立)

56名

9位

渋谷教育学園幕張・幕張中学校・高等学校

(私立)

56名

10位

東京学芸大学附属高等学校

(国立)

54名

 

いかがでしょうか、上位10校のうち8割が私立の高校や中高一貫校という結果になりました。

 

 

建前では大学全入時代といわれていますが、やはり本当に上位の大学合格者たちというのは公立よりも数倍のお金がかかる私立に集中しているというのが実態です。

 

 

更にはこうした進学校の学生はその大半が塾や予備校・家庭教師などを利用できる経済的余裕のある家庭ばかりと考えて間違いありません。

 

 

もはや受験競争というのは一大産業と化しているのがこのことからもよく分かると思います。

 

 

子供の学歴・学力は親の所得次第と言う言い方はおかしいのかもしれませんが、やはり高所得者の家庭の子供は高学歴になりやすいというのは間違いないでしょう。

 

 

反対に低所得の家庭の子供たちはお金がかからない低レベルの学校に通い、進学率も低いというのは統計でも既にデータなどが出ています。

 

 

ただ、私は「だから上の学校を目指すべき」という考えではありません。

 

 

高学歴でも低所得になる人も現在は珍しくもなんともありませんし、高学歴ワーキングプアと呼ばれる人も実際に知っています。

 

 

何よりも、大学に限らず学校で学ぶ目的というのは何のためなのかという原点に立ち返る必要があると思います。

 

 

私は学校で学ぶことは手段・通過点に過ぎないと言う考え方の持ち主です。

 

 

最終的に本当に自分がやりたい事・就きたい仕事を明確にし、その目標達成のために本当に必要性があるならば学校で学ぶということが真実だと考えています。 

 

 

何の目的も目標も無い人がただ学校に入り、卒業しましたというだけなのは正直どうなのかというのが私自身の考えです。

 

 

勿論、学校に入学する理由は人それぞれ違っていいと思いますので「とりあえず学校に入る」という人はそれでいいと思います。

 

 

私はあくまでもそうではないという考え方の人間に過ぎませんので。

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