増える教師の精神疾患

教師の間でも問題になっているのが「うつ病」などの精神疾患で、これは結局のところそれだけ学校という場所がストレスまみれだということを物語っているでしょう。

 

 

文部科学省の「病気休職者等の推移」によると、精神的な病気などにかかり休職・離職する教師の数は年々増え続けているというデータもあるくらいなのです。

 

 

急増している精神疾患

 

 

日本の小学校・中学校・高校の教師の約90万人のうち、精神的なストレスが原因で休職する人数が年間で5000人以上存在するという状態が続いています。

 

 

以下、そのグラフです。

 

 

 

2008年からは年間5000人以上の教師がうつ病などを発症し休職しているわけですが、2001年のときの2倍に相当する人数となっているのがお分かりいただけるはずです。

 

 

全体の約0.5%という人数ですが、実は1990年代などはまだこの数値は低いほうでした。

 

 

1993年ではわずか0.1%という数字しかなかったのですが、それが年々増加の一途を辿り現在はこれだけの人数に膨れ上がったということなのです。

 

 

学校という閉鎖的な空間ではやはり児童生徒らもおかしくなり、陰湿ないじめ・校内暴力や犯罪行為などが日常茶飯事になっているという学校も今現在ではあまり珍しくはないでしょう。

 

 

そうした中で教師も教師でいやがらせやいじめ・パワーハラスメントなどの被害にあうことで精神を病んでしまうというケースも少なくないと思います。

 

 

残業時間の増加も問題視されている

 

 

何よりも、報告書などの提出や日々の雑務などによって教師の残業時間はどんどん増えている傾向があります。

 

 

1996年には1ヶ月の残業時間は平均で約8時間ほどだった教師の残業時間が、2006年には約42時間に増えているというデータも存在するので、ストレスを抱えてうつを病む教師が出てしまうのも無理は無いかもしれません。

 

 

1ヶ月あたりの残業時間の変化

1996年

2006年

約8時間

約42時間(10年前の5倍以上)

 

 

それ以外にもやはり日本の教師の業務は何かと多いようで、文部科学省などの意向1つで色々な書類作りに追われることも多々あるようです。

 

 

海外の学校では教師の仕事が授業などの本職だけという国もあるらしいのですが、残念ながらこの日本ではそういうわけにもいかないのでしょう。 

 

 

で、こうしたところでストレスを沢山抱えた教師たちが何らかの事件を引き起こして逮捕されるという事例も少なくはないと思います。

 

 

もっとも、私自身は学校自体を解体した方がいいという考えの人間なので、現場の教師たちが苦しんでいるような状況が続くことにそれほど関心が有るわけではありません。

 

 

こうした環境でまともな子供たちが育つかどうかという観点から、学校に通うことが賢いかどうかということを冷静に考えて下さいということなのです。

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