自分で考えられないロボット人間

既存の学校教育では教師の進める授業をなぞるだけという暗記が殆どだと思いますが、その結果増える人間は言われたことだけに従うロボット人間です。

 

 

勿論、言われたことに忠実に従うことが全て悪いことだと言うのではありません。

 

 

状況を自分自身で把握し、自ら考えて動くと言うプラスアルファの素養が欠けた人間が育ちやすいということです。

 

 

ただ教師・管理者の命令を待つロボット

 

 

私がまだ高校に在籍していたときのことで、1学年だったときのことです。

 

 

そのときの学校では体育の授業で移動があるときはクラスの人間が教室で着替えて、全員が教室を出たのを確認した後に教室のドアに鍵をかけるという決まりがありました。

 

 

そしてその教室の鍵を日直だったと思いますが、クラスの担当者が職員室に預けてから授業に向かうという流れだったのです。

 

 

貴重品などが盗まれたりしないための予防策みたいなものだったと思いますが、これがなかなか考えさせられることがありました。

 

 

というのも確かに防犯の観点から見れば正しい措置かもしれませんが、逆に授業が終わってクラスの人間が教室に戻って着替えようとすると鍵が閉まっていることが普通だったのです。

 

 

そして、鍵が閉まっているから入れないということでいつもクラスの人間たちが教室の前でたむろして、ロッカーなどに寄りかかり私語をしているというのが日常だったのです。

 

 

 

 

 

その時の私のクラスでは体育の授業が終わった後は昼休みになっていましたので、ドアが開かなければ昼食をとったりできません。

 

 

勿論鍵を取りに行くのは日直の役目なのかもしれませんが、冷静に考えてみれば日直が取りに戻るのを待たずに最初に気付いた人間が自主的に鍵を回収して教室の鍵を開ければいいだけです。

 

 

そうすれば長々と待ちぼうけせずに円滑に食事をとったり次の授業の準備などができるはずなのですが、誰一人として私のクラスではそうした動きを見せる人はいませんでした。

 

 

仕方が無いので私が授業が終わると同時に職員室へ立ち寄り、鍵を回収した後に教室へ移動するということがありました。

 

 

そして、これからはもう大丈夫だろうと考えて意図的に鍵を取りに戻らずに教室の前で待っていたときがあるのですが、驚く事に誰一人としてそこにいる人間は鍵を取りに向かわなかったのです。

 

 

そして日直が来るまでの10分くらいの間、ずっと仲間内でおしゃべりに興じているだけというのが常態化していました。

 

 

そんなことが続いていたので、それ以降は私が回収し教室の鍵を開ける役という暗黙のルールのようなものができていたのですが、いかがでしょう。

 

 

昼休みだってせいぜい25分から30分くらいしかなかったはずですから最初に来た人がどんどん考えて行動すればいいはずなのですが、このようなことがずっと続いていたのです。

 

 

確かにカギを回収してドアをあけるのは本来日直の役目ですし、職員室まで移動するのが面倒だとかいう理由も色々あったのかもしれません。

 

 

しかし、ただでさえ大事な昼休みの時間が無くなっていくのを黙って待っているような現象に何の変化も無かったのは今でも覚えていますし、クラスの人もなんだか発展性が無いなという感覚でした。

 

 

当時の私も無気力だった感は否めませんし約束事をあまり守らないというお世辞にも出来の良い人間とはいえなかったのですが、こうした違いは存在したと思います。

 

 

自ら考えさせ動くという経験が殆ど無い学校

 

 

過去のことなのでもうこの辺にしておきますが、とにかく私が今思うにはこうした主体性の無さというのは学校の授業や基本方針が長年染み付いているからこそだと感じます。

 

 

教師という支配者が決めたとおりに動く事だけが善とされ、命令されたことと違うことをする人を悪とする風潮が学校では今も根強いはずです。

 

 

そして正解至上主義で間違うことが一方的に悪いことだとみなされるので、失敗を前向きに捉えて次に生かすにはどうすればいいのかという発想自体が非常に希薄なのです。

 

 

そうした命令に従うことだけを強制され続けた結果育つ人間というのが、失敗に過敏になり指示されたことに従うだけで自分から色々と考えることが出来ない人間ではないでしょうか。

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