レジャーランド・遊び場現象

現在の学校はその大半がレジャーランド、つまりただの遊び場となっているというのが一般的です。

 

 

無目的・無気力な児童生徒らが学校に仕方が無く登校しているだけという流れが珍しくも何ともなくなっているのです。

 

 

出世したいわけでも勉強したいわけでもない学生

 

 

1872年の学制から日本の義務教育は開始された事は何度もお伝えしたと思いますが、これは結局個人に立身出世という希望を植えつけて学校に意味を持たせることが重要だったのです。

 

 

そして、貧しい家庭でもしっかり学校で学べば将来出世して豊かになれるという思想が普及することで就学率は上昇し始めたわけです。

 

 

終戦後の高度経済成長期には特にその流れに拍車がかかりました。

 

 

いわゆる学歴主義・受験産業の発達により、いい大学を出ていい会社に入れば高い年収を稼げて一生安定して暮らせるという考え方が日本では普及したのです。

 

 

だからこそ、真面目に学校の授業を受けて塾や予備校などでもどんどん受験勉強を頑張ろうという意欲のある学生で溢れていたというのが過去の流れでした。

 

 

昔の日本ではそうした現象がごく当たり前というより珍しくなかったのですが、1990年代付近になりバブルが崩壊する頃にはもうかつてのような希望を見出す人は少なくなったのです。

 

 

そもそもとして、もう現在では終身雇用などというものが過去のものになっているので、大企業であっても一生働き続けられるという保証はどこにもありません。

 

 

公務員などであっても収入に著しく問題が有り、雇用形態が不安定という公務員も存在するなど、安定の定義そのものが分からなくなっているのです。

 

 

そうなると、

 

 

「もう一昔前のように無理して受験勉強を頑張っていい会社などに就職しても豊かな人生が送れる可能性そのものが低いのだから、学校の勉強なんて頑張る意味が無い」

 

 

・・・このように感じる学生が急増したわけです。

 

 

また、少数の有名ブランド大学に入学するためには親の収入も非常に重要になってきており、お金持ちでなければ塾や予備校などにも通わせる事ができないのが一般的なわけです。

 

 

それなので、受験勉強とは無縁の中流以下の家庭の子供たちにとっては学校の授業自体が何の意味も無い時間でしか無くなるという現象が起きることになったのです。

 

 

私立などの受験戦争に勝ち抜くのが目的のような一部の学校や、高所得の家庭の子供など学校の勉強に意欲的に取り組む例外を除いて、学校自体が無目的な人間たちの溜(たま)り場と化したのです。

 

 

学級崩壊やいじめ・校内暴力などの問題が珍しくも何ともない背景には、このように立身出世の意欲自体を喪失した子供たちが仕方なく学校に通っているという現実が有るのではないでしょうか。

 

 

全ての人間が学校に通う必要があるか

 

 

1990年代以降は特にそうした流れが顕著に表れていると考えられますし、実際に私が学生だったときもそうでしたが少数の同期などを除けば殆どの人間はただ学校に遊び呆けに来ているようなものでした。

 

 

もっとも、私自身も中学校までは授業にも身が入らずビデオゲームの攻略法を四六時中考えていたような人間なので、偉そうなことはいえないかもしれませんが、その私から見てもそんなものだったのです。

 

 

高校に入学すると、もうこの学校のレジャーランド化・遊び場現象は末期になっていました。

 

 

授業中でも携帯電話をいじる人間や漫画を読みふける者、任天堂DSやPSPを始めるような人間など・・・。

 

 

地域でも底辺に近いような学校だったということもありましたが、無目的な人間たちがとりあえず入学してきたというような学校というのはこれが実情なのです。

 

 

何かを学ぶ為に学校に来ているわけでもなく、学校への大した期待など何もない児童生徒たちが集まると、こうした現象が起きることは珍しくも何ともありません。

 

 

今一度考えて欲しいのは、学校とは何のために誰が通うべきなのかということです。 

 

 

何も目的の無い人間がただ仕方が無く通い続けるのか?

 

 

それとも目指すべき目標や理想が定まっていて、自己実現に近づく意欲を持つ人が通うのか?

 

 

どちらが健全なのかはもはや言うまでもないと思います。

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