学校以外の世界を知らない悲劇

学校は子供の選択肢を増やし世界観を広げるために存在しているわけではありません。

 

 

学校を出て何をすればいいのか、どうすればいいのか分からない学生が大量に存在している現状がそれを物語っているでしょう。

 

 

受験に失敗し人生に絶望する学生

 

 

以前、大学入試に不合格になったことが原因で自殺してしまったという学生が存在しました。

 

 

また、私のお世話になっている方の知人は同じく大学入試での失敗がきっかけとなり、社会との接点を失う「引きこもり」の状態が10年近く続いていたといいます。

 

 

私は別にこうした人々を非難するつもりは全く無ければ、大学入試なんて無くしてしまえと叫ぶつもりもありません。 

 

 

ここで私が言いたい事は、こうした「学校以外の世界や選択肢」というものを知らされていない人が沢山存在するのだということです。

 

 

要するに、学校という場所が本当に学生たちの将来の可能性などを広げる場所で有るならば、なぜこうした人々が出てきてしまうのか、ということなのです。

 

 

ただひたすら「テストでいい点を取っていればいい」とだけ教師や親に言われ続け、上位の学校を目指して勉強し続けてきた人々は数限り無く存在すると思います。

 

 

そして、学校以外にはどんな世界があるのかを全く教えられず育った人々が、大きくなって本当の挫折を体験したときに

 

 

「自分は何をすればいいのか分からない」
「試験に落ちてしまった自分は価値が無い」
「もう駄目だ、終わりだ」

 

 

・・・と言うような思考になってしまうのだと思います。

 

 

きっとそうした人々の中では「学校」という存在が全てであり、唯一の道だったのではないかと思うのです。

 

 

学校以外の道や選択肢・世界、可能性などを何一つ示される事なく、学校の教師や親たちに「ただ競争に勝つんだ」としか言われていなかったのではないでしょうか。

 

 

選択肢はいくつもあることを知らせるべき

 

 

ただ、私自身もそうした人の気持ちは分かる部分もあります。私自身が高校を中退してから自暴自棄になっていた時期もありましたので、同じような感覚でした。

 

 

当時を振り返ると思うのは、やはり学校で自分の将来の目的や目標・世界観というものは何一つ増える事も広がることも無かったということです。

 

 

学校に通うのが当たり前という風潮の中、高校を中退してから私自身も罪悪感や劣等感のようなものがずっと残り続けていたのを思い出します。

 

 

でも今になって思うことは、学校という場所を離れなければ「学校以外の選択肢」と言うものを私自身も調べようとも学ぼうともしなかったということです。

 

 

学校を離れて、ある意味では落伍者と呼ばれるレールからの脱線状態を経たからこそ、私自身は学校に行かなくても学び成長している人々は世界には山ほど存在しているという現実を知りました。 

 

 

自分の世界が変わったのは間違いなく学校以外の場所からの強い影響を受けたからこそでした。

 

 

学校なんて価値を感じて学びたいと思う人だけ行けばいい、行きたくなれば何歳からでもまた通学すればいいという思考に至ったのは高校を中退してからだったのです。

 

 

話を戻しますが、高校や大学などを卒業する間際になっても

 

 

「自分が何をすればいいか分からない」
「やりたい事が見つからない」
「そもそも人生の目標なんて無かった」

 

 

・・・というような学生の声を聞くのはもう珍しくもなんとも無いはずです。

 

 

それならば、

 

 

「学校だけが全てではないんだよ」
「世の中には色々な仕事が沢山有るぞ」
「楽しいことも山ほどあるよ」

 

 

・・・こうした子供の世界観を広げてあげることができるような大人の育成・環境の提供こそが今の世の中では一番必要な事なのではないでしょうか。

 

 

受験勉強という競争のレールに勝つことだけが全てで、いい学校を出れば全てが上手く行くなどとしか言えない大人が、一番変わらなければならないように思うのです。

学校以外の世界を知らない悲劇 関連ページ

自分で考えられないロボット人間
学校は人生泥棒
不健康な学校給食
お金のかかる義務教育
高校無償化が実現できない日本
底辺校に取り残される若者たち
子供の貧困率の高い日本
収入と学力・学歴の格差
全国学力テストは税金の無駄
全体教育は無意味
「成績を上げろ」としか言えない教師
教師も競争しなければならない
増える教師の精神疾患
教員免許を変更しても何も変わらない
止まらない教師の不祥事
蔓延する校内暴力
いじめが当たり前という学校
学級崩壊が起こるのは授業に価値が無いから
レジャーランド・遊び場現象
おかしな「良い子」が作られる
学校は刑務所と似ている
無意味な不安を煽る学校
選別・品定めという愚行
親子の関係が壊される
学校はピラミッド型の権力構造を生む
授業で子供が死ぬ
教師は教育の専門家ではない
相対評価も絶対評価もどうでもいい
家庭内暴力も学校が原因ではないか
本当の学力など分かるはずがない
役に立たない教育委員会
文部科学省は全ての元凶
「均等で同じ人間を作る」という思い上がり
学校に連れ戻すことしかできない教師たち
道徳教育は政府の自己満足
お金に関する教育がゼロという異常
劣等感を植え付ける教育はおかしい
「子供の幸福」は除外されている
天才の育成に不向きな学校教育

トップページ プロフィール お勧めの書籍 広告掲載など お問い合わせ