ステップ4 子供の話を100%信じること

ステップ4では、とにかく親は子供が過去に受けてきたいじめの被害を100%真実だと認識して打開策を探るということです。

 

 

いじめ被害を受けてきたのは親でもなければ無関係な第三者でもなく、被害を受けた子供自身です。  

 

 

このことをあまり分かっていない大人が多いので、この部分を真剣に理解して下さい。

 

 

苦しみを知っているのは当人だけ

 

 

いじめの被害を受けて、子供から徐々に話を聞きだす段階で驚く親は多いかもしれません。

 

 

と申しますのも、想像以上に酷いいじめが平然と繰り返し行われ続けてきたということも沢山あるからです。

 

 

悪口や暴力、無視などだけではありません。

 

 

1 持ち物をボロボロにされる
2 ありもしない不名誉な噂話をネットで拡散させられる
3 金品を脅し取られる
4 加害者の要求を何でも呑む奴隷にさせられるなど

 

 

・・・このようなもはや犯罪以外の何者でもないことを、何度も何度も繰り返しうけ続けてきたという被害者も存在するということを、親は忘れてはなりません。

 

 

そして、ここで注意しなければならないのは、加害者と被害者の現実は絶対に合致しないということです。  

 

 

どういうことかを詳しく説明します。

 

 

加害者がどんなに酷いいじめをしていても、加害者は遊びのつもりだったと言い張ったり、そんなにひどいことをしたつもりはなかったなどという主張をします。

 

 

しかし、重要なのは被害者が加害者から受けた行為によってどのような損害や苦痛を負わされたかということです。

 

 

加害者が遊びのつもりだったなどと言い張っても、それにより被害者が深刻な肉体的・精神的苦痛を負わされ、心身ともに衰弱しているならば、もう被害者の主張こそが真実なのです。

 

 

ましてや学校に行きたくなくなり、家庭の信頼する大人に子供がいじめ被害を訴えているというのは、恐らく余程のことがあったからこそでしょう。

 

 

遊びやからかいのつもりだったなどという加害者の主張が、どれほど馬鹿げたものであるかなど簡単に分かるはずです。

 

 

だからこそ、親は子供がどれだけ悲惨な現状を訴えてきても、絶対に子供の話は真実だということを前提に解決策を考え実行する事です。  
 
 

 

 
「本当か?」
「お前も何か悪いことをしたんじゃないか?」
「考えすぎなんじゃないか」

 

 

などという他人事や批判・疑惑の目を向けることは絶対にいけません。

 

 

いじめを耐え忍んで、苦しくとも辛くとも学校を休まずに登校し続けたのはだれですか?

 

 

言うまでも無く子供です。

 

 

どんなに酷いことをされても誰にも助けを求められず、我慢し続けて心身ともに疲れきってしまったのは誰ですか?

 

 

・・・勿論子供です。

 

 

その子供がついに親に助けを求めてきたのです。

 

 

それがどのような意味を持っているのかは、もう簡単に理解できるでしょう。

 

 

それほどまでに子供は苦しんでいるし、傷ついているということなのです。

 

 

それを我慢が足りないというのはおかしなことですし、最初から疑う事などもってのほかです。

 

 

最大の理解者であってほしいはずの親が子供を見捨てるような対応をすれば、子供との心の距離は遠のくばかりです。

 

 

いじめ加害者の客観的事実(加害者がどう思うか)は、どの道学校を交えてしっかりと調査すれば嫌でも分かる事です。

 

 

だからこそ、真っ先に我が子を疑うような事をするのではなく、全てをまず信じていじめを止めさせるということを覚えて下さい。


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