フリースクールとは

フリースクールとは政府の学校以外の教育組織の総称であり、主に民間経営の学校のことを指します。

 

 

ただしかし、欧米の「フリー」と日本の「フリー」では意味は大きく異なっており、欧米などではフリースクールとは無償で授業料などのお金がかからない学校を意味することが多いのです。

 

 

一方で日本でのフリースクールとは、およそ以下の条件を満たしているものがフリースクールに該当します。

 

 

  • 時間割や決められた授業が存在しない
  • テストなどの競争が皆無
  • 年齢による学年・クラス別という方針が無いこと

 

 

つまり、従来の決められた時間に決められた場所で、決められた人間と同じ事だけをやりなさいという管理教育が存在していない学校を日本では主にフリースクールと呼んでいるわけです。

 

 

市民のための「自由学校」

 

 

私はほとんど一貫して国家や都道府県などの自治体が維持管理している学校を政府の学校と呼んでいます。

 

 

フリースクールはまさに政府の学校とは対極にある正反対の存在で、学校というレールの中で走らされることを強制されることのない自由な学校と呼べるでしょう。

 

 

デモクラティックスクール(サドベリースクール)なども民間組織が運営しているという観点から見ればフリースクールなのですが、異なる部分もありますのでここでは別にします。

 

 

日本では1960年代付近から学校の荒廃などが進み、学校自体に姿を見せなくなる人も数多く現れてきたのですが、その中で現行の教育制度に疑問を持つ人々も存在したのです。

 

 

そして、学校という組織に管理されずに教育を受けるという1つの可能性を信じた先駆者たちの手によって、フリースクールが誕生したのです。

 

 

思えば、現在でも政府の学校では悲惨な事件や事故、暴力事件や不祥事などが後を絶たない状況ですが、それは数十年前から進展していないと言えるでしょう。

 

 

これは私自身もよく知っている事なのでよく分かりますが、とにかく管理抑圧される中でおかしくなっていく人間が本当に多かったなというのが正直な感想です。

 

 

フリースクールなど、既存の学校教育の枠の外で育つと言う選択をさせてあげる事が出来ていたのであれば、もっと別の未来もあったのではないかと思うばかりです。

 

 

「不登校が通う場所」というのは偏見

 

 

日本の中ではまだまだフリースクールへの理解が行き届いていないというのが私の感想であり、学校至上主義者がとても多いと私は思います。

 

 

そして、フリースクールは不登校のような落ちこぼれが通う場所という人もいますが、これが私はそもそもとして偏見だなと思う限りです。

 

 

学校に通える子供が偉く、学校に行かない子供は劣等性という扱いしか出来ないという価値観自体が私も大嫌いなのですが、フリースクールは別に落ちこぼれの集まる場所ではありません。

 

 

既存の公教育に価値を感じられない人々が自分自身が本当にい続けたいと思える空間の1つに過ぎないというのが私の考えです。

 

 

政府の学校に行きたい人は登校と言う選択をとり、価値を感じずに民間経営の組織で成長したいと言う選択をしたい人はフリースクールなどを選ぶ、ただそれだけなのです。


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