デモクラティックスクールとは何か

デモクラティックスクールとは何かと言うと、文字通り本当の意味での民主主義の学校です。

 

 

別名サドベリー・スクールとも呼ばれますが、これはアメリカのサドベリーバレー・スクールという民間の教育組織の理念を持った学校に由来するものです。

 

 

政府の学校などが「公立学校」などという名称を付けていますが、これとは全く意味が違います。

 

 

このデモクラティックスクールの原点となったサドベリー・バレー・スクールが設立されたのが1968年ですので、今から実に40年以上前ということになります。

 

 

元々は海外(アメリカ)発祥のスクールではありますが、このサドベリースクールの理念に共感した団体などは多く、日本に限らず世界の各地にデモクラティックスクールは存在しています。

 

 

というのも、アメリカでは1960年付近から既存の学校の崩壊などが非常に問題視されていたのです。

 

 

これは「教育に強制はいらない」という書籍をご覧になればよく分かりますのでここでは詳しくは書きませんが、とにかく校内暴力などが蔓延していたのです。

 

 

そして、その根底にあるものは児童生徒ら1人1人を大切にすることなく、強制・服従・競争・レッテル貼りなどの愚かな行為を行い子供をただのパーツ(機械の部品)と見なす制度そのものにありました。

 

 

そこでそうした馬鹿げた既存の学校教育から脱却し、教育の主権を市民に取り戻そうという流れから生まれたのがサドベリー・バレー・スクールだったのです。 

 

 

民間の人々が政府関係者の利害などとは無関係の環境の中で、強制・競争・服従とは無縁の学校を創設したいという思いから設立されたのはフリースクールと変わりません。     

 

 

考えてみれば公立学校というのは名ばかりで、それは国(政府)が自国の維持発展に必要な労働者を育成するという目的から作られたものです。

 

 

したがって、それは公立学校という名称こそ付いていても実質的には名ばかりで、あくまでも政府のための学校なのです。

 

 

現実には教師などの学校関係者への服従を強制されて、無意味なプレッシャーなどを与えられるのが日常茶飯事ですから、とても民主主義の学校などとは呼べません。

 

 

そうではなく、デモクラティックスクールは決められた時間割や授業なども無ければ、年齢によるクラス分けもありません。

 

 

また、テストなどで競争を煽ることもなければ教師などの支配者も存在しません。

 

 

民間経営の、市民による市民のための学校がデモクラティックスクールなのです。

 

 

私も本当の意味での「公立」とは、このような学校を公立と呼ぶべきなのではないかと思うのですが、それは仕方の無い事なので省略します。

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