フリースクールとの違い

デモクラティックスクールはフリースクールと似ていますが、スクールの管理運営に全ての子供が携わる権限があるという点でフリースクールとは違うのです。

 

 

1 スクールの規則などを子供ら(参加者)が話し合って作れること
2 スタッフの人事権もスクールの子供が持っていること
3 活動費となるお金の使い道を子供らが議論し自己決定すること

 

 

・・・上記の点で決定的にフリースクールとは異なっているのですが、いかがでしょう。

 

 

要するに、従来のフリースクールなどとも確かに似ている部分は多いのですが、スクールに通う子供1人1人が学校の維持・運営に携わるのです。

 

 

スクールを大人が管理し、子供はその管理されたスクールの枠にあわせるという発想ではなく、当事者たちが決まりごとやどんな事をするのかなどを決めるという形のスクールなのです。

 

 

決められた授業なども無ければ、年齢によるクラス分けなどが存在しない事はフリースクールとも酷似しているのですが、これはデモクラティックスクールならではと言えるでしょう。

 

 

また、スクールの運営に関わるスタッフと子供の立場が対等であり、人事権も子供が握っているという点も注目すべきなのではないでしょうか。

 

 

要するに、一般的な学校組織と違い永久就職というものがあり得ないということです。

 

 

子供の成長をスタッフは見守りサポートするという立ち位置なのですが、もし子供らが「この人はスタッフに相応しくないな」と判断した場合には解雇されることも有り得るわけです。

 

 

資格を持った教師だけが学校という枠の中で権威をかざすという体制からは想像も付かないかもしれませんが、これがデモクラティックスクールです。

 

 

私自身はずっと政府の学校で育った人間の一人なので、こうした自らの意思や発言で学校が変わっていくという体制は当初は奇異に思えたものです。

 

 

しかし、よくよく考えてみると本当の民主主義の学校とはやはりこのようにあるべきなのではないかと思えてなりません。

 

 

大人が決めたこと、教師が命令したこと、学校の決まりごとだからなど、結局いつもいつも誰かの付属物でしかなかったという認識を深めることが出来ました。

 

 

そうではなく、個々人が必要に応じてどんな事を学び、どんな人間と関わるか?

 

 

そして今の自分に必要なものは何か、将来につなげる為に何をすればいいのか?

 

 

自己の自由を大切にすると同時に、しっかり周囲の人間の自由も尊重するという理性・判断力をどう身につけるか?

 

 

こうしたことなども、本当はすべて学校や教師などではなく自分自身が主権を持っているのだという事実に気付くよいきっかけを得られました。

 

 

今後、本当にこうした面白い民間経営の組織が数多く出現することを私も期待しているものです。

フリースクールとの違い 関連ページ

デモクラティックスクールとは何か

トップページ プロフィール お勧めの書籍 広告掲載など お問い合わせ