ホームエデュケーションの利点

ホームエデュケーション(ホームスクール)の利点・メリットは数多く存在します。

 

 

その中でも恐らく最大の長所は、子供が本来持つ自分自身のために使える時間が劇的に増えることでしょう。

 

 

以下、主な長所などを列挙していきますが、私が考えうる限りの素晴らしい利点は以下の5つです。

 

 

1 学校にかかるお金が必要なくなる
2 子供が学校に拘束される時間が無くなる
3 無意味な競争に巻き込まれずに済む
4 子供の安心・安全を確保できる
5 親子の関係が良好になる

 

 

では、順番にこれらを解説します。

 

 

1 学校にかかるお金が必要なくなる

 

 

まず第一に、学校に費やされるお金の大部分が必要なくなります。日本の義務教育は建前では無料となっていますが、タダではありません。

 

 

公費による支援などが少ないので、実はかなりのお金がかかるのが実情です。

 

 

しかし、ホームエデュケーションであればきちんと学校に登校させずに家庭を中心に教育を受けさせるということで、学校に費やすはずだった多額のお金を取り戻せます。

 

 

給食費や旅行の積立金のほか、教材などの費用も学校に行かなければ支払う必要などありません。他にもPTA会費など、おかしなお金を渡さずに済むのです。

 

 

こうした資金を、格安で子供に良い教育を受けさせることができる教材などに使えば、家庭の負担は劇的に減らす事が可能です。

 

 

2 子供が学校に拘束される時間が無くなる

 

 

これが最も大きいかもしれませんが、とにかく子供が学校に通学せずに済む事で時間を奪われずに済むようになります。

 

 

義務教育期間の9年間だけで、1万時間以上を奪われることになるのは「学校は人生泥棒」のページでも触れましたが、この時間を有効活用することは十分に可能になるでしょう。

 

 

これにより、子供が本来望む成長の仕方や本当の願望、進路などをしっかりと見定めて決定する機会を与えることができます。

 

 

いつどこで、どんなことをするか、何を学ぶかを全て当事者や親たちが決めるという本来の権利を家庭に取り戻す事ができるのは、ホームエデュケーションの究極の利点と言えます。

 

 

3 無意味な競争に巻き込まれずに済む

 

 

日本の学校では、公立などでも基本的に高校受験の為の時間割やテストなどが当たり前に行われており、他者との競争に勝つ為の教育しか行われないことが圧倒的です。

 

 

他者との競争に勝つ為にテストの点を上げて、良い学校を出て良い会社に就職するために競争させられるのが一般的です。

 

 

しかし、その中で子供自身が本来の学ぶ楽しさや素晴らしさなどを見出せなくなり、学習することを苦痛な作業でしかないと認識しなくなるのは珍しい事ではありません。

 

 

そして、学校の勉強ができる人が良い子で、出来ないのが悪い子・駄目な奴というレッテルを自然に貼られてしまいます。

 

 

ですがホームエデュケーションではそのような無意味な分別や競争は一切ありません。他者との競争ではなく、当人の自己達成や自己成長というものが唯一の成功の指標です。

 

 

だからこそ、ホームエデュケーションでは子供自身が試行錯誤して本当の進路について考えたり、競争に追い立てられないことで本当の学習する意欲を持つことが出来る可能性は高いと言えます。

 

 

4 子供の安心・安全を確保できる

 

 

4番目に、子供の心身の安全がしっかりと確保されることがあります。

 

 

今日の学校ではとにかく問題が山積みになっており、陰湿・悪質極まりない犯罪行為が横行している学校も沢山あります。

 

 

そして、自殺者が出たりすることもあれば、馬鹿げた授業など強制されて死者が出たりすることもあります。これは例外なく学校に子供が通学しているからこそ起こる現象です。

 

 

付き合う人間を選べず、何をどこでするかも全て学校にあわせなければなりません。

 

 

しかし、ホームエデュケーションであればどうでしょう?

 

 

子供が安心できる最良の場所を、信頼できる大人や仲間と共に探すことができますし、明らかに問題のあるような人間や危険な場所に嫌々ながら関わる必要は無くなります。

 

 

付き合う人間と、関わる場所を当事者が選ぶ権利を取り戻せることも非常に大きなメリットです。

 

 

5 親子の関係が良好になる

 

 

そして、ホームエデュケーションではとにかく親子の信頼関係が修復されることもとても大きいでしょう。

 

 

学校で決められたことをしっかりと出来ているとか、テストの成績の良し悪しで子供に対する態度が変わったりするなど、とにかく学校が子供を条件付の愛情で見ることを親に強要するものです。

 

 

しかし、ホームエデュケーションはこうした学校ありきの自尊心を1つも求めません。

 

 

子供が今出来ることは出来る事として褒めてあげればいいですし、出来ない事があっても無理に出来るようになれなどと強制することは基本的にありません。

 

 

学校の決めたペース配分を守れないから出来損ないだなどという分類を一切行わずに、子供の本来のありのままの価値を大切にできるので、親子関係が良好になる事例は本当に多いのです。

 

 

学校を通して子供の価値を見るのではなく、子供の持つ本来の素晴らしさに気付く為の素晴らしい道なのです。

 

 

短所はあるか

 

 

ここまでホームエデュケーションの長所・メリットを列挙しましたが、短所についてはどうでしょうか?

 

 

実は私自身はホームエデュケーションについて、短所というものは特に思い浮かびません。

 

 

よく世間で言われるデメリットは以下のようなものでしょう。

 

 

1 子供がわがままになる
2 社会性が欠けた人間に育つ
3 無気力で怠け者になりやすい
4 基礎学力が身に付かない

 

 

・・・しかし、結論から言います。

 

 

ホームエデュケーションで育つ方が私は絶対に健全だと確信していますし、学校に行かないから子供が駄目になるなどということは有り得ません。 

 

 

少なくとも、学校を安心材料に使いたいという大人の期待だけであって、子供が健全に成長するかどうかの相関性は皆無だと言えます。

 

 

学校に行っている人間であっても基礎学力も無ければ、社会性も殆ど無い人も沢山いることを私も経験上よく知っています。

 

 

また、義務教育を出たはずなのに無気力で本当に何の意欲も持たない人も数多く存在したものです(過去の私を含め)。

 

 

学校に行っていないことを不安に感じて、安心材料に使いたいという大人の考えは理解できなくもありません。

 

 

しかし、本当に重要なのはどんな未来になったとしても対応できる力を持った人々を育てることではないでしょうか?

 

 

人は本来、自由意志で学ぶ事を自然として、誰かに強制などされなくとも学び成長する力が有るのです。

 

 

ホームエデュケーションはその力を最大限に発揮できる選択肢だと私は感じています。


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