引きこもりは問題なのか

引きこもりが社会問題とされていますが、何が問題なのかというのは実はあまりはっきりしていません。

 

 

強いていうならば経済力の無い一般家庭の子供が職に就かずに引きこもり続けて、親が子供を支えられなくなるなどして心中するような場合です。 

 

 

近親殺人に及ぶ事例もあるが

 

 

引きこもりと呼ばれる人々は日本で100万人以上存在するといわれています。

 

 

そして、過去に長年引きこもっていた子供を親が殺してしまうような事件や、逆に子供が社会復帰を迫る親を殺害してしまうこともありました。

 

 

結局のところ、こうした事件というのは引きこもりが長期化してくるほどに、悪化してしまうと考えて間違いありません。

 

 

引きこもりが社会問題とされる理由は主に以下の理由が大きいでしょう。

 

 

1 社会の働き手が減る

2 国の税収が減る(国の都合ですが)

3 生活保護などを利用する場合、社会保障費が増える

4 悲惨な殺人事件などが増える可能性がある(親子などで)

 

 

こうした背景が、引きこもりの問題だといわれる理由です。

 

 

しかし、引きこもりというのは外に出ないから問題だというわけではありません。

 

 

経済的に困窮している家庭の子供が収入を得ない状態が長引く事で、親などの周囲の人間が苦しむことが問題なわけです。

 

 

逆に言うならば裕福な家庭の子供や、既に多額の財産を得て単純に外に出られるけれど外に出たくないから家にいるという人は何の問題も無いのです。

 

 

引きこもりというのも1つの選択であり、それで誰かが困るわけではないのであれば、少なくとも私は家にいても別に何ら問題は無いと考えます。

 

 

病気や怪我・疾患などで生活保護を受けてやむなく外に出られないという方も当然ながら存在しますし、そうした方々に引きこもりなどというのは差別以外のなにものでもありません。

 

 

当人が社会参加を望んでいるかどうか

 

 

そして、ここが非常に大切な部分ですが、引きこもりというのは当事者が社会との接点を持ちたがっているかが分かれ目でもあります。

 

 

お金に困っていて、なおかつ社会への参加を当事者が望んでいるのに、何らかの事情でそれが不可能である場合などであれば、それは確かに問題です。

 

 

社会参加に向けての準備や治療などが必要であるといえます。

 

 

しかし、くどいようですがお金に何も不自由していない家庭の子供などで、社会参加を求めていないケースであれば話は別です。

 

 

それは単に選択の問題であって、家にいるか仕事などをするかというのは当人に選択の自由があるわけです。

 

 

むしろ、そうした選択の権利がある人に

 

 

「お前は引きこもっているから家を出ろ!」

 

 

・・・こんなことを言う周囲の人間の方が問題だと考えます。

 

 

当事者が困っているか、そして周囲の人間が経済的な理由で困っていないかどうか?

 

 

もしこの2つでどちらも困っていないというのであれば、引きこもりは別に何の問題もありません。

 

 

生き方の1つでしかないのです。


トップページ プロフィール お勧めの書籍 広告掲載など お問い合わせ