不登校(登校拒否)とは何か

不登校・登校拒否とはよく聞きますが、明確な定義は実は難しいものです。

 

 

簡単に言うと身体疾患・家庭の経済的困窮などにより仕方なく登校できない状態ではなく、心理的要因などにより長期にわたって登校できない・あるいは登校を拒んでいる人のことです。

 

 

明確な定義が存在しない言葉

 

 

そもそもとしてこの登校拒否や不登校という言葉が誕生したのは、1980年代〜1990年代になってからのことでした。

 

 

それ以前は特別な理由がなく長期間学校に行かない子供などは主に学校嫌いなどと呼ばれていた背景があります。

 

 

これは文部科学省などの調査によって長期間学校に姿を見せない児童生徒らの中で、学校が嫌いだから行かないという学生たちも存在したことから名付けられていたものです。

 

 

その後になって登校拒否などという言葉が生まれ、そして不登校という言葉が使われ始めたのですが・・・。

 

 

この定義自体も実はいまいちはっきりとしたものは存在しないというのが実態です。

 

 

精神障害や傷病などの特別な理由がないにも関わらず、1年間で30日以上欠席した場合は不登校扱いになるというのが文部科学省の定義ですが、これも違和感を覚えるものです。

 

 

仮に30日間特に理由はなく学校に来なかった人がいたとします。

 

 

しかし、その後にその人が1日も休まずに登校し続けて朝から放課後までしっかり授業を受けたとしても不登校なのでしょうか?

 

 

他にも保健室や放課後などへの部分登校など、ただ学校に少しだけでも来ている場合の児童生徒は不登校には数えられないのは私はどうなのかと思います。

 

 

授業などを全く受けることなく、給食だけ食べて帰宅するようなことがあっても学校側は基本的に登校扱いです。

 

 

要するに学校側や教育委員会などが不登校などの学校へ来ない子供の数を可能な限り減らせればいいという発想なのでしょう。

 

 

しかし、この不登校とは何かというのは極めて曖昧な学校関係者らの専門用語でしかないのではと個人的に思います。


トップページ プロフィール お勧めの書籍 広告掲載など お問い合わせ